昔は「東京杯」という名前の重賞があったが、1966年に「東京新聞杯」と改称。開催時期も移行して現在の1回東京開催となっている。

芝1600mのマイル戦になったのは1984年の番組改革から、安田記念に向けたマイル路線の上半期の重賞の一つ。ただしまだ2月ということで始動タイミングとしては早く、隙間重賞的な印象でそのためか?荒れやすい重賞の一つ。

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東京競馬場芝1600mで争われる。安田記念、NHKマイルカップなどマイルG1と同じ舞台。広いコースで紛れが少なそうだが、馬券自体はこのコースは荒れる気がする。

東京新聞杯の基礎データ

グレードGⅢ
賞金

39,000,000円

メーターは同じグレード内での賞金額の高さを表しています。

レース条件サラ系4歳以上 (国際)[指定] 別定
コース条件1600m 芝・左

東京新聞杯のコースの特徴

東京競馬場・芝1600mコースの特徴とレース傾向、データ分析

↑コースの傾向分析は上記ページで行っています。

一般的なコース解説では広いコースで半周というシンプルなレイアウト。さらに直線距離が長く、最後の直線に坂もあることからタフで実力が発揮されやすいことになる。しかしながら、このコースの重賞は荒れることが多い。つまり見当が付かない結果になることもしばしばといえる。

これはかなりコースの妙が効いていて、前半の直線は走りやすくハイペースになり易いことから、しっかりと仕掛けどころを注意して最後のゴール版で差し切る騎乗が一番だが、走り易さから時計の速い決着になると前も止まらず捕まえられないことになる。

それを考えて少し仕掛けを早めても、マイルでもタフな東京競馬場というのもあり直線途中でバテてしまうと止まってしまう

このようにペースの状況をみつつ、各競走の中でピッタリとゴール版で1位になるよう騎手が計らないといけない。多頭数にもなれば早々簡単に状況を図ることができないため、結局見当が付かない結果となっていると推測する。

東京新聞杯の過去10年の結果・ラップタイム解析など(2021年更新版)

東京新聞杯の過去10年の勝ちタイム、ラップタイムなどの情報です。

平均を取れば綺麗な2つの山で瞬発力が試されるコース。さらに坂もあることからタフさも備わっていることが求められる。

東京新聞杯は古馬重賞レベルということで、ややレベルの高い結果になる。ある程度マイル適性があって結果を残してきた馬たちのレースであるので、多くの馬にチャンスが出てきているのが荒れる原因か?

東京新聞杯のクワドラント適性

クワドラント適性:OTタイプ
東京マイルコースは典型的なOT傾向となる。普通にやっていてはバテてしまうので、騎手の判断がぴったり嵌ることが重要。最後方からの一気の追い込みが決まることもあるが、前に楽をさせてしまって簡単に勝ってしまうことも。いずれにしても直線で伸びるT適正と重賞レベルでのタフさは必要。

東京新聞杯の馬券考察、予想対策

もちろん瞬発力の良い、東京コースが得意な馬が善戦することが多いが、仕掛けを少しでもミスると着順が変わる印象。どのような馬でも信頼は置きづらい。そうであれば、お気に入りの穴馬を見つけて穴馬から人気馬・人気薄馬の両方に手広く買っておくのが良さそう

穴馬の見つけ方だが、当方は「西風」を名乗っているようにヤマニンゼファーを穴馬として注目していて好きだった。あの馬はマイルは長い、天皇賞の2000mはもっと長いと言われてきたけど結局勝った馬。そういった実力や競った時の根性はあるけど、適正が向かないのではなど疑問視されている馬がオススメ。

またヒモ荒れもしやすく、道中死んだふりをして最後に全馬バテたところに突っ込んでくる場合もあり、人気薄馬を手広く拾いたいのはこういった理由から。

こう書くと、どの馬がいいのか分からなくなるかも知れないが、最後の直線で頑張れる根性のある馬がオススメ、それと同じ理由でしっかり追えて最後まで脚色を衰えさせない騎乗をする騎手も狙い目。タイミングを測るのが難しいなら、それを超えて馬を走らせる技術が欲しい。

過去のレースを振り返ってみて欲しいが、かなり多くの馬が接戦でゴールすることが多い、そうなれば最後に競ったら勝てる馬、追い比べで神の手が使える騎手を信頼したい。

なお、他の重賞より関東馬の成績が良いレースで、輸送の関係などで調子の良さが少し加味されて結果を残している可能性もある。他の要素が難しいなら、そういった微妙な差を意識したい。