東京競馬場のコース紹介と特徴 | 西風馬券道 -競馬で生きる道-

東京競馬場の住所は「東京都府中市日吉町１−１」となっており、最寄り駅は京王線の「府中競馬正門前駅」が一番近いですが、京王線「東府中駅」からも徒歩10分程度で東門に着きます。またJR武蔵野線/南武線「府中本町駅」から専用歩道橋で徒歩5分、さらに西武線「是政駅」から南門へ徒歩10分とやはり東京らしくアクセスがいいです。

別名「府中」の愛称で親しまれています。ダービー、オークスが行われ名実ともに日本一の競馬場と言えるでしょう。

それでは東京競馬場のコースを紹介していきましょう。

JRAホームページのコース紹介より

主な特徴

スケールの大きな左回りコース
内回り、外回りなどがなく最後の直線がとにかく長い。芝コース525.9m。
「だんだら坂」と呼ばれる直線の2段階の坂や3コーナー前の坂など起伏がありタフなコース
コーナーが比較的ゆったり（円が大きい）
芝コースはA～Dコースまで、3mずつ内ラチが移動する、幅員も広い
G1競走も豊富で華やかなイメージ、スタンドも大きい

より詳しく特徴などを見ていく。それぞれの距離別のコース特徴は別ページにて紹介

東京競馬場にて行われる発走距離

東京競馬場のコース特徴や傾向分析

東京競馬場は芝コースに「内回り」「外回り」の区別がなくオーソドックスなスケールの大きい競馬場になる。中央4場では唯一左回りコースで、競馬場全体をみても左回りは特殊になる。

また最後の直線距離が500m以上あるため、実力を発揮しやすく紛れが少ない（実力の差で勝敗が決まりやすい）コースになる。ダートコースに関しては1周距離・ゴールまでの直線距離ともに日本最大。こちらもタフなコース設定で強い馬が勝つと言われる。

直線が長いためスタミナ温存のスローペースになりやすく、直線ではギリギリまで追うのを我慢しているシーンが良く見られます。500mも全力疾走する馬はまずいない（できればその馬は東京競馬場で強い）ですが、出来る限り長くいい脚が使える馬が東京競馬場では強いということになります。

上がり3Fの時計の良い馬などはその条件にぴったりですので、切れのある末脚の馬か、バテても競われても頑張れる二枚腰の馬を見つけたいですね。

東京競馬場の開催時期

1月末～2月（1回）
4月末～6月末（2回～3回）
10月～11月（4回～5回）

全5回開催。開催日数は45日程度。年初は中山にゆずるがその後すぐに冬開催が行われる。1回の最終日にはダートのG1フェブラリーステークスが行われる。4月末の暖かくなってきた頃に再び開催が行われ5月からはNHKマイルカップから、オークス・ダービーを挟み安田記念まで5週連続G1開催となり楽しみな時期が続く。秋競馬は10月から、こちらも秋の天皇賞・ジャパンカップと見どころのあるG1開催となる。

G1レースも多く中央4場でも見どころのあるレースが多い。

東京競馬場で実施される重賞競走

根岸ステークス（G３)　4歳以上、ダート1,400m
東京新聞杯（G3)　４歳以上、芝1600m
クイーンカップ（G3）　3歳牝馬、芝1600m
共同通信杯（G3)　3歳、芝1,800m
ダイヤモンドステークス（G3)　4歳以上、芝3,400m
フェブラリーステークス（G1)　4歳以上、ダート1600m
フローラステークス（G2)　3歳牝馬、芝2000m
青葉賞（G2)　3歳、芝2,400m
NHKマイルカップ（G1)　3歳、芝1,600m
京王杯スプリングカップ（G2)　4歳以上、芝1400m
ヴィクトリアマイル（G1)　4歳以上牝馬、芝1600m
オークス（G1)　3歳牝馬、芝2400m
日本ダービー（G1)　3歳、芝2400m
目黒記念（G2)　3歳以上、芝2500m
安田記念（G1)　3歳以上、芝1600m
エプソムカップ（G3)　3歳以上、芝1800m
ユニコーンステークス（G3)　3歳、ダート1600m
東京ジャンプステークス（J.G3)　3歳以上　障害3,110m
サウジアラビアロイヤルカップ（G3)　2歳、芝1,600m
毎日王冠（G2)　3歳以上、芝1800m
府中牝馬ステークス（G2)　3歳以上牝馬、芝1800m
東京ハイジャンプ（J.G2）　3歳以上　障害3,110ｍ
富士ステークス（G3)　3歳以上　芝1,600m
アルテミスステークス（G3）２歳牝馬、芝1,600m
天皇賞[秋]（G1)　3歳以上、芝2000m
京王杯2歳ステークス（G2)　2歳、芝1400m
アルゼンチン共和国杯（G2)　3歳以上、芝2,500m
武蔵野ステークス（G3)　3歳以上、ダート1,600m
東スポ杯2歳ステークス（G3)　2歳、芝1800m
ジャパンカップ（G1)　3歳以上、芝2,400m

東京競馬場ではG1レースが8つ行われます。