【小倉2歳ステークス】レース傾向と馬券考察・予想対策【2020】

小倉の夏競馬を締めくくる２歳スプリント戦。特に牝馬にとっては活躍の舞台となっている。２週前に同距離の北九州記念があり、記憶に新しいコースの競走だが「さらに馬場状態悪化」「２歳戦」ということで、注目ポイントは少しずらしていきたいところ。

小倉競馬場の芝1200mで争われる。夏競馬の開催最終週にあたり馬場の内どころはかなり荒れていると考えておきたい。最内枠に入るとかは穴熊に入ったようなもので厳しいか？

小倉2歳ステークスの基礎データ

小倉2歳ステークスのコースの特徴

小倉競馬場・芝1200mコースの特徴とレース傾向、データ分析

↑コースの傾向分析は上記ページで行っています。

４コーナー先頭レベルの快速馬がそのまま押し切るレースが殆ど、開催が進んでも速い時計勝負は変わりない。２歳戦で牝馬の活躍が目立つのは、身軽でダッシュ力が付きやすいというのもあるかもしれない。

１３番枠よりも外枠は若干の不利は考えたい。内枠で行き脚のない馬も包まれて馬場の悪いところを通り、最後も馬場の悪い内か、遠回りして外なので基本厳しいと考えたい。

強くてもスタートに難有りの馬は思い切って切りたいところ。頭数も揃うのである程度、前目の競馬ができないと壁になって届かない可能性が高い。

小倉2歳ステークスの過去１０年の結果・ラップタイム解析など(2020年更新版)

小倉２歳ステークスの過去１０年の勝ちタイム、ラップタイムなどの情報です。

こちらは２歳戦ながら、他の競争よりも２Fが速くハイレベルの先行争いとなる。やはり小倉の短距離戦でしっかり先行できる脚を使っている馬を選びたい。

通常の２歳戦というのは先行力でなく、前半折り合って最後の瞬発力さえあれば勝てる（ルメールもそう言っている）のだが、このレースは全く逆のかなり特殊なレース。スタート得意の快速娘を狙っていきたい。

小倉2歳ステークスのクワドラント適性

小倉2歳ステークスの馬券考察、予想対策

ここを好走する馬は後々スプリント界で、そこそこの活躍を見せる馬が多いが、レース前の時点ではそれがどの馬なのか判断しづらいところ。早熟馬の多いダイワメジャー産駒はよく走る印象。

瞬発力は全く要らず、サクラバクシンオー産駒のおはこのコースのように適正がよく活きる。戦数が少ない事を考えれば血統から適正を見るしかない印象。新馬戦でハイペースのスプリント戦を突き放して勝っているような馬はここでも好走する。

いろいろ検討して結局人気馬買うことになるようなら参戦しないほうがいいレース。逆に条件に当てはまって人気がないようなら狙ってみてもいいレースと感じる。紐荒れもしやすいので馬券は絞りにくいと考えたい。

３場開催で騎手は分散していると思うが、関西所属でガッツある騎乗の和田竜二などが勝っているなど、ローカル開催お得意で勝鞍を伸ばす騎手は狙い目。

素軽さのある牝馬が狙い目。またすでにオープン戦などを走ってきている馬が人気しやすいが、この時期のオープン戦はあまりオープンレベルとも言えないので、新馬戦含めしっかりとVTRでレースぶりを見ておきたい（最近は競馬新聞の予想印がそういうところをちゃんと見ているので、戦績と予想印にギャップが有るなら予想印のほうが信頼できるレース、逆にコンピュータが勝手にはじき出した指数が当てにならない）。