京成杯は似たような名前の重賞が多く、創設当初は芝1600mで行われるなど変遷があったため、記憶の定着がしにくいところ。1999年からは皐月賞と同じ舞台の芝2000mで争われている。ただし年末に行われるホープフルステークスや、明けの中山金杯も同距離・同コースのレースであるため、やはり被っている印象もある。

どうせ出走するなら暮れのG1ホープフルステークスを目標にすると思うので、出走馬のメンツはパッとしないこともある。ただ、勝ち馬は後々も走っている印象

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中山競馬場芝2000m(内回り)で争われる。G1の舞台皐月賞と同じコース。小回りながら、高低差の激しいタフなコース。

京成杯の基礎データ

グレードGⅢ
賞金

39,000,000円

メーターは同じグレード内での賞金額の高さを表しています。

レース条件サラ系3歳 (国際)(特指) 別定
コース条件2000m 芝・右

京成杯のコースの特徴

中山競馬場・芝2000mコースの特徴とレース傾向、データ分析

↑コースの傾向分析は上記ページで行っています。

高低差のある小回り競馬場を1周するコース。最初の直線が長いので、外からでも先手は取れるが、やはり内から出た馬のほうがスムーズに競馬ができる。やや内枠のほうが有利という印象。ただし、最初の直線も長くどうせハイペースになるので外枠から被せるようにレースを進めることも可能。

京成杯に関しては2歳のG1戦に間に合わなかった馬や、朝日杯フューチュリティステークスから巻き返しを狙う頑張る馬の出走が対戦する。

ラップタイムで後述するがミドルペースやハイペースになりやすくタフな印象。というのも最後の直線が短く、なるべく4コーナーまでに良いポジションを取りたいため、1周目の正面スタンド前はやや押し気味の先行争い、1コーナーの上りとコーナーで減速するが、向正面に入る下り坂でも馬の気に任せてペースが上がる。そうするとすぐに3コーナーが来てしまう。淀みのないラップを刻みやすい。

小回り中山を器用に立ち回れる要素も必要となる。そして最後の坂で垂れない中山巧者は確実に存在する。

京成杯の過去10年の結果・ラップタイム解析など(2021年更新版)

京成杯の過去10年の勝ちタイム、ラップタイムなどの情報です。

中山2000mは1周目の正面スタンド前が極端なペースアップ(先行争い)になり易い、坂のある中、速いペースで進むので体力の消耗は激しいと見る。

さらに2コーナーから向正面にかけても息があまりつかない淀みのないペースになり易い。一本調子に再度、加速し続け最後に待ち構える坂で脚が上がらずに進めるか?の消耗戦勝負

相手なりについていって最後も根性で頑張るスタミナ豊富なタイプの活躍の場とも言える。

京成杯のクワドラント適性

クワドラント適性:OHタイプ
3歳変わり目時点でのタフさが感じられるか?確認するレース。ここを勝ったり、善戦した馬は後々にも中山巧者として狙えるので覚えておきたい。向こう正面や3コーナーからダラダラとペースアップするので、そういったペースアップについていけない馬は脱落必至。極端なOHコースと理解しておきたい。

京成杯の馬券考察、予想対策

牝馬限定戦とは違い比較的固い決着になりやすいこの時期の3歳重賞戦。後にそこそこ出世する馬も多いことから、この時期にタフな中山2000mを走りきれる体力のある馬を探すレースになりそう。そして、ここで結果を出せるなら強い馬という選別になる。

まだ、過去の走数も少ない時期なので中山のタフな2000mをしっかり走れるのかは過去のレースだけでは判別がつきにくい。そのため、血統などの素質も素直に評価ポイントにしたい。結局は人気馬の固い決着になるのはそういった部分からか?

コース形状からは瞬発力はあまりいらないので、過去の上がりの速さは気にしなくていい。それよりもタフな競馬で粘っている最後まで走っている素質馬に注目。分かりにくいならスタミナがありそうと感じるだけでも買いの材料。

逆に切っていきたいのは、早い時計なら勝負になるタイプや上がり勝負に強いタイプ。これらが人気するようなら穴党には面白いレースになる。スタミナでも押し切られたら素直に諦めよう。