いよいよ、夏の北海道滞在競馬で勝ち抜けできるかに掛かってきたアルテヴェルトです。前走は心房細動ということで論外ではありますが、今回のレースは不安感もありました。それでも単勝オッズ10倍以下の4番人気になっているところ、実力を見限っていない人も多いかもしれません。

もともとは7月13日のレースを使う予定でしたが、調子が良いということで前倒しの出走です。少しでもチャンスを増やさないといけない時期ですので、ここに出走できたのは良かったです。

6月22日(土)函館・3歳未勝利(芝2600m)荻野極騎手 結果2着

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結果は半馬身差の2着!悔しいというのもありますが、勝ち負けまで競ってくれたのは嬉しかったです。もちろん勝ってくれたら良かったので、もどかしさもありますが・・・これが競馬でしょう。

無勝利脱出の能力はあるということを見せてくれたのが収穫ですね。

レースを振り返ってみましょう。

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まず、今回はスタートで出負けしました。最内枠でしたので、出来ればスムーズに先行していいポジションで貯める競馬がしたかったところです。最内枠で出負けしたら、残念ながら下げるしかありません。最後方からの競馬になりました。

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2週目の2コーナーではこの位置(最後方)です。2コーナーあたりから外目を通ってマクリに行きます。こうなると捲くらないと勝負にならないのでジョッキー的には好判断ですね。

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3コーナー手前では、一気に外目の3番手まで押し上げます。このあたりは未勝利レベルでの体力の差を見せつけているイメージです。今回の勝ち馬1番人気の2番の馬はここではインで貯めてますので、スムーズな競馬が出来ていますね。

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直線残り200mでは先頭になっています。足を使っている分、さらに伸びるのはしんどいですが勝ち馬が来てもそう簡単には止まらないところは力を見せたでしょう。

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ゴールシーンでは約半馬身差で差されました。レース内容からしたらよく頑張ったと言えます。うまく先行ポジションから引き離す競馬になっていたら、勝ち馬やその他の馬の状況を見ても勝利できると感じさせる走りでした。

一番厳しい競馬をしての2着健闘ですので、よく頑張ったな~という喜びと同時にここまで力を出したのだからとりあえず勝って未勝利脱出して欲しかったが同居する結果です。長距離戦に活路を見出すというのはいい選択です。ただ、ダートとかは合わないので、勝ち抜けしないと後がないのも事実です。

体調が変わりなければ、もともと予定だった3週後のレース(7月13日の同条件)に出てくるのではないかともいます。相手関係にもよりますが、出れば勝ち負けだと思いますので、是非とも早く勝って出資者に勝利の感動を味あわせて欲しいです。

でも初めての馬券圏内の着順でもありますので、まずはありがとう。お疲れ様ですね。