今週はオークスにデアリングタクトが出走する番です。出資馬でG1に出走したのはデアリングタクトが初めて（ちなみに新馬勝ちを初めて体験したのもデアリングタクト）、さらにG1勝ちもデアリングタクトが初めてで、桜花賞の賞金が明細に入ったり、優勝記念商品が用意されるなど初めてづくしの経験をしています。
一口馬主と言えどもG1を勝つことってゴルフで言えばホールインワンを体験するようなものなのかもしれません。
そのデアリングタクトがいよいよ世代最強牝馬の称号を求めてオークスに出走です。毎回同じですが、G1を勝つのはそう容易いことではありません。1番人気に支持されており、今回は初めて迎え撃つ立場になります。騎手も含めプレッシャーも強いでしょう。
もう既にデアリングタクトには感謝しきりですが、オークスも期待せずにはいられません。
デアリングタクト オークス 東京芝2,400m
枠順は2枠4番に入りました。時計の速い今の東京コースのチャンピョンコースの場合は外枠のほうが厳しいと思いますので4番枠は問題ないでしょう。偶数後入れなのは良かったですね。
後は1コーナーまでのポジション取りで中団より前の位置に入ってほしいです。前半から下手に下げすぎると道中置いていかれてしまって4コーナーで後方ならば今の東京ではきついです。出来れば中団より前で4コーナーで外目に出して末脚勝負ならデアリングタクトなら大丈夫だと思います。
単勝オッズは2倍を切るか？という雰囲気ですが、最終的には「距離適性？」「輸送？」「騎手？」などいろいろ言われて2倍ぐらいに落ち着くのではないかと思っています。出資馬だからというわけではありませんが、メンバー構成見てもデアリングタクトは一歩抜けていると思っています。
私は桜花賞の走りで既に歴代の顕彰馬レベルの牝馬に肩を並べていると感じました。オークス圧勝という結果があってもおかしくないと思っています。ただ、それでも競馬ですから何が起こるかは始まってみないとわかりません。まずは無事に力を発揮して返ってきて欲しいですね。
コロナ禍でいろいろと普段と違う生活や、生活への不安を抱えていることも多い時期です。デアリングタクトにはそんな中でも桜花賞を既に勝ってくれて大感謝なのですが、まだまだ活躍できて歴史に名を残すチャンスはたくさんあります。
エピファネイアはシンボリクリスエスの血も引いていますので、距離伸びてよしで成長力もあると言えるでしょう。ジャパンカップでアーモンドアイに勝つシーンを私は見てみたいですね。ただ、血統面で一つマイナスな部分を見るとシンボリクリスエスもエピファネイアもダービーは2着なんですよね。
松山騎手はデアリングタクトのことは本当によく知っていると思います。末脚があるのは分かっていますが、もともと前目で競馬しても大丈夫な馬です。余り慎重になりすぎて抑え込むと届かなくてミス騎乗と言われるかもしれません。でも、最近の松山騎手は馬場読みとかペース判断も一流だと思っていますので、任せてレースを楽しみたいと思います。
