3月の2週目は2頭の出走予定となります。いずれも注目度の高い馬の出走ですのでテンションが上ります。やはりデアリングタクトが出走するのがワクワクしますね。ジャパンカップの敗戦から4ヶ月、今年の一戦目がどういうふうな走りを見せるのか注目です。

デアリングタクト 金鯱賞(G2) 中京芝2000m

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デアリングタクトの始動戦は早くから金鯱賞とされていました。順調に調整されて当日を迎えそうです。頭数は10頭と落ち着きましたが、メンバー的にはG2にふさわしい好メンバーが集まったと言われていますね。

仕上げに関しては始動戦ということで目一でない雰囲気ですが、それでも負けられないと恥ずかしくない状態で出てきそうです。ジャパンカップからしっかり充電したこともあり、能力は出せる状態にあるでしょう。

また中京2,000mという舞台も頭数が10頭に落ち着いてガチンコ勝負になっているのもデアリングタクトには好都合だと思います。中京競馬場は年明けから開催スケジュール変更で使われていて、だいぶ芝が荒れていましたが、一ヶ月明けてどの程度メンテナンスされているかも気になりますね。

ただ、デアリングタクトはいい馬場での瞬発力勝負も、荒れ馬場でのタフな流れでもどちらでも結果を出す馬だと思っていますので、あまり死角探しをせずに、素直にいい結果を期待したいと思っています。

ここを順調に進めば香港G1を目指す意志もあるようですので、ノルマンディー初の海外挑戦楽しみです。もちろん私も一口馬主で海外挑戦初めてですので、今からワクワクしています。今年1年ワクワクできるのもこの馬がいるおかげですので、無事に頑張って欲しいです。

枠順は1番枠になりましたね。先入れ最内枠はデアリングタクトにとって決してよくありませんが、むしろこの前哨戦とも言えるレースで最内枠となったのは悪くないかもしれません。頭数が少ないことですし、無理して前目のポジション取らなさそうですね、後方から行って取りこぼさないか?が心配なところでしょうか?

アヴァンツァーレ 3歳未勝利 中京芝2000m

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金鯱賞の前日の中京芝2000mではアヴァンツァーレが出走します。期待されていますがようやくデビューです。新馬戦には間に合いませんでしたが、その分じっくり調整されておりレースを走り切る体力自体は出来ていそうです。

一方、やはりレース感とか前向きさもまだ感じないようで、既出走馬相手にはハンデがあるデビュー戦ですね。しかしラッキーなことに頭数も11頭と落ち着いています。スタートからの追走に苦労しても、最後の直線の長い中京競馬場なら、本当に力があるのなら一発ありの評価ができるかもしれません。

騎手は関東所属の吉田隼人騎手を用意。調教は栗東ながら騎手が何度も来て稽古をつけてくれているところ期待感があるのは間違いないでしょう。

金曜日から予想されている雨の状況では、土曜日の中京競馬場は重馬場も予想されています。調教や爪の様子からはあまりタフな馬場は得意ではなさそうなので、少しでも馬場状態が良くなることを願いたいと思います。

こちらも枠順は1番枠、本来ならポジションを取れれば取りたいでしょうが、1番枠になったことでこれはもう枠なりに下げて追走かも知れません。前半は楽に走らせて最後の直線向いてから馬場の良いところ選んで、どこまで進出してくるか?というレースになるのかな?と予想しておきます。

それにしても改めてメンバー見ると人気になりそうなパソロブレスは前走吉田隼人騎手だったんですね。これはアヴァンツァーレに相当期待していて、騎手が手に内にできるならしたいぐらいの意思まで感じますね。