2020年10月3週目の一口出資馬の結果です。デアリングタクトの快挙は別ページにて紹介しましたが、他馬の戦況もレビューしておきたいと思います。

やはり競馬で勝つことはそんなに甘くないことをひしひしと感じております。デアリングタクト頼りの一口馬主人生は辛いものがありますね(汗)

ただ、未勝利クラスで頑張っている馬ももちろん精一杯応援したいと思っています。それぐらい本当に競馬のレースで勝つのは大変です。

スーパーフェイバー 2歳新馬戦 京都ダート1400m

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春先は非常に期待していた馬です。調教師の矢作先生も期待の一頭として取り上げるほどでゲート試験も早めに通していたのですが、思っていたほどに調教で走ってくれませんでした。

正直デビュー戦も、調教ダメダメでレースに行って気合を乗せて欲しいといった臨戦過程です。結果的に調教の状況そのまま、レースについていけず凡走となっています。

レース後のコメントは予想通りというか、レースを使って前向きさが出てくれば馬体や素質は感じる馬という情報です。確かに上がり3Fでは前向きじゃなくてもしっかり走れていましたし、馬体はよく見える、本気出して走ればやれそうです。

ただ、本気出せば走る馬という見立てでも、「どうやったら気性が前向きになるのか?」は難しい問題です。矢作厩舎は連闘であったりレースにはポンポン出すタイプの調教師だと思いますので、レースでビシバシ鍛えていただいて、少しでも見込みを出さないと追い出されてしまうかもしれません・・・。

次走では前進できるよう本当に頑張って欲しいです。

シルバースミス 3歳以上2勝クラス(牝馬限定) 京都芝1800m

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レース前は頭数にも恵まれてチャンスを感じていたシルバースミスですが、先行して直線に入って全然伸びませんでしたね。結果的に先行した3頭が全馬負けてますので、前の馬にとっては出入りの激しい苦しい展開だったかもしれません。

少頭数になると後方の馬も標的に出来て、前を壁にして道中走れるので先行馬不利かもしれませんね。

2勝クラスもいつかは突破できる能力はあると思っています。後はチャンス待ちでしょうか?クラブレポートでは一旦放牧に出すことになっています。シルバースミスは短期放牧が多いですね。

一応、見限らず次戦も適正見極めていいところ使って欲しいです。

アンカシャムローグ 2歳未勝利 京都芝1200m

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スタートダッシュから逃げ粘りを期待していたアンカシャムローグですが、期待通りのスタートダッシュを2戦目も見せました。ただ、直線の入りではもう2着馬に競いかけられて伸びない感じでしたので、直線は追った雰囲気がなく沈んでいます。

北村騎手は良いレース運びでしたが、最後の直線で馬場の悪い内目を通らないといけなかったことを伸びあぐねた理由として上げています。確かに京都競馬は前日の雨から外差し馬場がハッキリしていました。

騎手としてはあまり疲れを残さないように感触を残しただけにしたのかもしれません。

また鞍上はダート1200mでもう一度乗らして欲しいと言っているぐらいですので能力的には見限れません。正直血統的には軽い芝の馬場があってそうですが、スタートダッシュがあるならダート戦も早めに使ってみて適正を図るのも良いかもしれません。

騎手もダート1200mで乗ってみたいと言ってくれてるぐらいですので、早めにトライしてみても良いかもしれませんね。理由としては芝で馬場が悪いと脚が取られた後のリカバリー(スピード加速)に数完歩掛かるようです。

アンカシャムローグはここ2戦を見ていて気になるのは左前足ですね。外に振りながら走るくせがあるように見えますし、脚の造りもそういった形なのかもしれません。なんだか脚に負担がかかるような走り方なので、故障のないように上手にレースに出して欲しいですね。