アースライザーの2戦目です。新馬戦から中1週で臨む2戦目は小倉競馬場に移してきました。初戦はゲートも遅く全く競馬にならない中、後半は追い上げていたので少しでも前進を期待していました。

枠順は大外枠で頭数も11頭と手頃となったので前走よりは期待です。ただ、心配点は調教内容でしょうか?あまりしっかり追えないのか?コースや坂路での追切がなく、Pトラックで時計を軽く出しているだけでした。

陣営のコメントは良くなっていると言いつつ、あまり調教で動かしていないのはちょっと残念ですね。

1/25(土)小倉・3歳未勝利(ダ1700m)藤岡佑介騎手 結果9着

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結果は9着です。馬体重はマイナス10kgで懸念したとおり馬体はやや萎んだのかも知れません。直線に入ってからはジョッキーは追うのをやめていましたね。

ジョッキーのコメントでは大外枠が仇となって、「外に張って」追えなかった。走りは悪くないとフォローしています。ただですね、中央競馬で悠長なことをしているとスーパー未勝利もない中、いつの間にか時間切れの可能性も出てきました。

今回に関してはあまり見どころのないレースで、4コーナーで膨らみながらも上がってきているだけマシだったかも知れません。

レースを振り返ってみましょう。

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スタートです。どの馬もあまり良くありませんが、大外枠のアースライザーも思いっきり外側に向けて出ようとしていますね。これは、まだまだ改善の余地があります。ダートコースではある程度先手を取れないと勝負にならないので、ゲートとその後のテンの追走力は磨いてほしいですね。

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1コーナーでは先行集団の後ろに取り付きました。このあたりのジョッキーの判断は無難な対応と言えそうです。3コーナーまでは先行集団より少し後ろで、4コーナーでは進出は開始しています。

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内の馬のコーナーリングもやや膨らんでいて、その影響も受けていそうですがほとんどジョッキーは口向きを変える操作しかしていません。ここでリズムを崩していて、これ以降はジョッキーも追っていません。映像を見ていて、もしや何かしら故障したかも?と感じるほどでしたが無駄な体力を使うのをやめたのであれば、仕方のない判断かもしれません。

今回は出資者の方は、少しでも前進を期待していたと思います。私もそうでした。前走の走りっぷりを見ていると確かに走りは悪くなく使いつつ良くなりそうな雰囲気はあります。しかし、今回に限っては後退となってしまいました。