アルテヴェルトが北海道シリーズに照準を当てて復帰しました。前走は4ヶ月の休養明け、今回は6ヶ月半と半年以上明けての出走です。新馬戦からの出走は多かったですが、1勝してからは心房細動の問題もあり大事に使われています。
ただ、この洋芝の北海道シリーズで長距離が適鞍と見られており夏の内に1勝が目標かも知れません。
6月28日(日)函館8R・1勝クラス(芝2600m)丸山騎手 結果 10着
結果は10着。休み明けで人気は11番人気。どこまで善戦できるか?という雰囲気でしたが、個人的にはいきなりから結構期待していました。理由としてはハーツクライの成長期待と一応1勝クラスで北海道なら3着の実績があります。このクラスの勝負程度の能力はあると信じています。
馬体重は+16kgで484kg。小柄だった馬ですが、しっかりしてきましたね。心房細動の不安がつきまとうのがしんどいですが、上のクラスに向けて頑張って欲しいです。
向こう正面でマクリの見どころはあったと思っています。
レースを振り返ってみましょう。
ゲートは悪くないけど、その後の出が良くないアルテヴェルトは相変わらずです。ゲート出たらお決まりの最後方にすぐ下がります。
そのまま2周目の2コーナーまでは最後方にいました。
ところが映像画面に映っていない内にまくり気味に外から上がっていく馬がいたのですが、それがアルテヴェルトでした。一気に3番手まで進出。ジョッキーが促したのか?馬が勝手に行ったのかは分かりませんが、とりあえずそんなに押しているように見えない中のお仕上げは見所ありました。
3~4コーナーでは他馬もペースアップ。アルテヴェルトはかなり長く足を使っているので苦しそうです。それでも4コーナーでムチが入ってからはもう一息行こうかという状況あったと思います。
とはいっても最後の直線は脚が上がっていましたね。後は流して走っているだけでした。
レース後の陣営のコメントでも「休み明けと結果的に動くのも早かった」ということで、あまり悲観していることなく、すぐに次の目標レース。3週間後の同条件を表明しています。
アルテヴェルトにとっては開催が進み時計がかかるタフな競馬になってくれたほうが良いですし、さすがに半年以上の休養明けで、調教でも徐々に良くなっているレベルでしたので叩かれてピリッとすると考えているようです。
次のレースの前進を期待して、まずは無事に調整が進むことを期待したいと思います。とにかく1勝していることで、このようなレースに走って応援を継続できるということを感じています。まず、勝ち上がりの大切さを感じますね。