新潟競馬場の住所は「新潟県新潟市北区笹山3490」となっており、アクセスのメインは車になる。JR新潟駅やJR新発田駅、JR豊栄駅からそれぞれ競馬開催日にバスを運行している。特徴は何と言っても2001年の大改修による直線競馬1000mだろうか?外回りコースも最後の直線距離が東京競馬場を超えるコースとなった。
それでは新潟競馬場のコースを紹介していきましょう。
主な特徴
- 左回りコース
- 名物、直線競馬1000mコースがある。
- 外回りコースは最後の直線が658.7mと東京競馬場よりも長い
- 中央4場に比べても見劣りしない大きさ、直線距離も内回りでも長い
- コースは立派だが、出走している馬は見劣りすることが多い
- 芝コースはA、Bコースまで、4mずつ内ラチが移動する
- 直線が長いため、コーナーはやや急な作り
- 全体にわたって平坦で、上がり3Fの時計が出やすい構造
より詳しく特徴などを見ていく。それぞれの距離別のコース特徴は別ページにて紹介
新潟競馬場にて行われる発走距離
- 芝1,000m(直線)
- 芝1,200m(内)
- 芝1,400m(内)
- 芝1,400m(外)
- 芝1,600m(外)
- 芝1,800m(外)
- 芝2,000m(内)
- 芝2,000m(外)
- 芝2,200m(内)
- 芝2,400m(内)
- 芝3,000m(外)
- 芝3,200m(外)
- ダート1,000m
- ダート1,200m
- ダート1,700m
- ダート1,800m
- ダート2,500m
新潟競馬場のコース特徴や傾向分析
新潟競馬場は2001年に大胆な改造工事が行われました。そこから名物の直線1000mが生まれると同時に「右回り」から「左回り」に作り変えた部分、さらには直線距離が長く、コーナー部分が短いという特徴があります。なお、中央10場の中では東京・中京・新潟の3場が左回りで、競馬場のトラックは基本右回りです。
一つ目の特徴としては直線距離が長いので、過度な先行争いや直線の仕掛けが早いと脚が上がる傾向があります、しかしながらコースがほぼ平坦(外回りで高低差は2mだが全体でなので急坂はない)で、最後の直線は下った後の平坦です。その為、上がり3Fの時計が速くなる傾向があります。
コース特徴というよりローカル開催の特徴ですが、新潟競馬の開催は夏競馬以外は中央4場開催もあるなか行われるため、4場でなかなか勝てない言ってしまえば弱い馬が多いです。夏競馬ですと2歳馬などで華々しくデビューする馬もいますが、やはり期待されている馬は中央4場デビューが多いかもしれません。
直線が長いため後方の馬にもチャンスがあると思われがちですが、基本どの馬も弱いので前が止まっても、後ろも止まっている競馬をよく見ます。また実力差がある強い馬がいないので人気自体も割れやすく予想が難しくなります。その分、歪みも大きいですので自分だけの好走馬を見つけ出す法則を見つけることが大切かもしれません。
新潟競馬場の開催時期
- 4月末~5月(1回)、中央裏開催
- 7月末~9月頭(2回)、夏競馬
- 10月頃(3回)、中央裏開催
全3回開催。開催日数は25日を少し超える程度。夏競馬の開催が若干長くなります。開催時期を見ても主役級の馬はあまり出走しないですが、コースが色々と表情を見せるので面白い競馬が観戦できます。中央などで勝てなかった馬が、夏競馬でスピード勝負の直線1000mに出走したりしていることが多いように思われます。
未勝利戦ではローカル組の好走と中央4場で凡走組が顔を合わせることも多く、比較が難しいです。人気馬が好走しない例も多いですので注意が必要ですね。騎手もあまり上位リーディング騎手がいないので、ローカル巧者を狙っていく作戦も考えられます。
新潟競馬場で実施される重賞競走
- 新潟大賞典(G3) 4歳以上、芝2000m
- アイビスサマーダッシュ(G3) 3歳以上、芝1000m
- レパードステークス(G3) 3歳、ダート1800m
- 関屋記念(G3) 3歳以上、芝1,600m
- 新潟ジャンプステークス(J.G3) 3歳以上 障害3,250m
- 新潟2歳ステークス(G3) 2歳、芝1,600m
- 新潟記念(G3) 3歳以上、芝2,000m
新潟競馬場で行われるのはG3までの競走までです。