新潟競馬場・芝1200mコースの特徴とレース傾向、さらにデータ分析による特徴分析を行います。スタート地点は2コーナーを周った付近からのスタートで、最初のコーナーまでの長さは444.9mと長いです。最後の直線が359mと最初の直線よりも短いですね。コースは内回りを利用します。
短距離走でコーナーがあれば、距離損をしない内枠有利かと思いますが意外にも新潟芝1200mは外枠の馬が頑張っている傾向があります。理由としては最初のコーナーまでが長いので、やや長めの先行争いになりますが外のほうが走りやすい(揉まれない、芝の状態もいい)ということで400mもいいところ走っていれば自然と3コーナーで前に出れるということです。
脚質的には逃げ馬が圧倒的に有利で、次は先行馬か?というと中団あたりの差しが決まることも多く、恐らく逃げ馬の粘りと、バテた中で伸びてきた馬の争いでしょう。
馬券的には確率の高い逃げ馬で攻めたいですが、もう一つ枠順で面白いデータが偶数枠有利がはっきりでているのと、大外枠有利もでています。ゲートに入る時間が短いため好スタートを切りやすい、または外目で自然と前半の足が使える馬が高い確率で3コーナーで先手を取れるということです。
このクラスに出てくる馬は、それ程強い馬はいませんので展開次第で前に行けると、そのまま残ってしまうケースがかなり高いと考えておきましょう。また前走までの内容で人気が出てくると思いますが、殆ど信頼ならないオッズになりますので、人気は当てにしないほうがいいかもしれません。
新潟競馬場 1200m 芝・左の基礎データ
最初のコーナーまでの直線距離 | 444.90m |
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ゴール前直線距離 | 359.00m |
ゴール前直線坂 | 平坦 |
直線部分合計 | 約804m |
コーナー部分合計 | 約396m |
コーナーの数 | 2個 |
コーナータイプ(3~4コーナー) | 普通 |
コーナーのR | 124 |
高低差 | 0.7m |
芝の種類 | 野芝 |
フルゲート | 18頭 |
幅員 | 25.0m |
このコースを利用する重賞レース
このコースを利用する重賞レースはありません。新潟競馬場・芝1200mコースのラップタイム・データ分析
コースのラップ分析からどういったレースの質になりやすいか紹介します。
※データは2020年7月に過去10年間から取得したもの。
※PCIはターゲットのペースチェンジ指数、上がり3Fを分岐点とし50が中間、大きくなるほどペースアップ。
新潟芝1200mの高低図
新潟1200mのラップタイムグラフ
新潟芝1200mの速度変化グラフ
判定「やや消耗戦」:傾向はそれほど強くないが、典型的な持久力戦タイプ
最初のコーナーまでの距離が長いため、2F目の加速が付きやすい、長めの先行争いにしっかり追走できるタイプの馬がコーナーで主導権を握る。最後の直線では瞬発力は不要。
コース形状を考えても、明らかに前傾ラップを刻みやすい。
新潟競馬場 1200m 芝・左のクワドラント適性
新潟競馬場・芝1200mコースの特徴とレース傾向と攻略法
新潟競馬場芝1200mのレースは能力で決定打のある馬がほとんど出走しておらずオッズが割れる傾向があります。あまり決定打がないようだったら外目の馬で決めてしまうのもありなコースです。
また、オッズ自体は前走の着順などで決まることが多いですが、殆ど参考にならない事が多く、全く勝てそうな雰囲気もない馬をまずは馬券対象から外し、勝負になる馬ではどんぐりの背比べだと思って予想したほうが良さそうです。
キーワードは「外目」「偶数」「大外」でしょうか?とにかく長い先行争いで楽に行ける馬探しの条件を見たほうが効率が良いでしょう。
芝 | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m |
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2000m(内) | 2000m(外) | 2200m | 2400m | ||
ダート | 1200m | 1800m |