新潟競馬場・ダート1200mコースの特徴とレース傾向、さらにデータ分析による特徴分析を行います。新潟にはダート1000mというのもありますが2000年以降レースがありませんので、実質ダート1200mがダート戦の最短距離でしょう。
スタート地点は2コーナーの奥からになります。スタート地点からは芝コースを少し横切ってダートコースに入ります。最初のコーナーまでの長さは524.9mと長めです。コーナーがやや急で、最後の直線も平坦で354mとそれほど長くないことから向正面で先行集団に付いていないと厳しいコースです。
枠順としては最内や中枠よりはやや悪い結果になっています。理由としては馬群に揉まれやすく、先行争いで中の馬をみて余力を持って付いていける力のある外枠の馬が有利というところでしょう。
このコースは圧倒的に「逃げ・先行」有利です。
新潟競馬場 1200m ダート・左の基礎データ
最初のコーナーまでの直線距離 | 524.90m |
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ゴール前直線距離 | 354.00m |
ゴール前直線坂 | 平坦 |
直線部分合計 | 約879m |
コーナー部分合計 | 約321m |
コーナーの数 | 2個 |
コーナータイプ(3~4コーナー) | 小回り |
コーナーのR | 104 |
高低差 | 0.5m |
芝の種類 | ダート |
フルゲート | 15頭 |
幅員 | 20.0m |
このコースを利用する重賞レース
このコースを利用する重賞レースはありません。新潟競馬場・ダート1200mコースのラップタイム・データ分析
コースのラップ分析からどういったレースの質になりやすいか紹介します。
※データは2020年7月に過去10年間から取得したもの。
※PCIはターゲットのペースチェンジ指数、上がり3Fを分岐点とし50が中間、大きくなるほどペースアップ。
新潟ダート1200mの高低図
新潟ダート1200mのラップタイムグラフ
新潟ダート1200mの速度変化グラフ
判定「消耗戦」:前傾ラップのハイペース。一瞬だけペースが緩むポイントも有り
基本的には消耗戦となりますが、それでも5F目に一度ペースアップするポイントがあります。新潟競馬場はコーナーが急なことで自然とペースが緩むのかもしれません。それを考えても前半に速い足で先手を取れる馬が有利と言えそうです。
新潟競馬場 1200m ダート・左のクワドラント適性
新潟競馬場・ダート1200mコースの特徴とレース傾向と攻略法
ダートコースで最初の部分が芝を横切るコースはいくつかありますが、良く芝の部分が外のほうが長いので外枠有利と言われたりしますが、レース映像をよく見て下さい。芝コースを通る差なんて一蹴り、二蹴り程度です。
ただ、このコースは外枠有利の傾向は出ています。理由としてはコースの形上、向正面での先手争いが厳し目のコースです。内枠で好スタートを決めても、外枠にもやや競ってくる馬は必ず出てきますので先行争いの主導権を握られやすいというのはあります。
外枠の馬は、内枠の馬の動向を見ながらやや抑えて付いていき4コーナーでしっかり馬体を合わせて勝ち切るというのが殆どのレース展開です。内枠の馬が一旦下げてもう一度差し返すほど強い馬はこのコースには出走していません。
馬柱を見れば中央4場で凡走ばかりか、ローカルコースで好走も勝ちきれない馬のレースです。条件戦でも基本的に弱い馬が勝利を得るためのチャンスレースですので、前走だけでなく何レースか前まで見て善戦していれば能力は互角と見ていいと思います。
芝 | 1000m | 1200m | 1400m | 1600m | 1800m |
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2000m(内) | 2000m(外) | 2200m | 2400m | ||
ダート | 1200m | 1800m |