2020年9月1週目の一口出資馬の結果です。3頭の出走で、そのうち2頭が3歳未勝利最終戦でした。しかもともに40口の馬で、ここまで来てしまっている時点で仕方のない部分もありますが、ラストチャンス・・・。結果を出すことが出来ず、少し精神的に疲れた状況です。

一口馬主でラストチャンスのレースを見ている方は、勝てなかったら放心状態の人は多いかもしれません。

ニーニャ 3歳未勝利 小倉芝2000m

nina7th

出来れば先行してほしかったニーニャですが、スタート後にやや詰め寄られて抑え気味にスタート・・・。この時点で勝ち目はちょっと消えたかなと思っていました。

もともと前走、権利を取れたから連闘で臨んだもののもうすでに未勝利脱出に関しては時期が遅すぎた感もあります。勝てなくても、もう仕方ないと諦めています

結果的にこの後の処遇が気になるところです。ダートは厳しそうですし、レースぶりを見ると勝ち味に遅い馬の気がします。私はノルマンディーなら障害転向とかやりかねないと思っているのですが、障害練習して飛越が下手ならファンド解散などかもしれません。

地方転向して引き伸ばしてもちょっと苦しいのではないか?というのが私の見立てですので、そうであれば諦めたいと思います。早めにファンド解散して頂ければというのが出資者の思いです。

結果的に年明けの2月レビューというのも、年々デビューが早まっている競走体系で見ると遅すぎたと言えるかもしれません。

アバディーン 3歳未勝利 小倉芝2000m

abadeen5th

個人的にはニーニャよりもアバディーンの臨戦過程のほうが少し納得がいかないです。結局デビューは3月で5戦目の未勝利最終戦でラストチャンスとなりました。脚元不安があって芝レースが使えないなど言われていましたが、最後の最後で芝を試して終戦というのはなんなんだろう?という思いです。

一口出資の時に早生まれのルーラーシップ産駒で馬体が見栄え良く、ちょっと高馬だけど厩舎がよく面倒見てくれるのではないか?と期待して出資してしまいました。もう3月デビューになった時点で、この馬への出資は失敗だったと思っています。

実はひとつ下の社台出資も、サンデー抽選ハズレで、社台の見栄えの良かったルーラーシップ産駒になっています。この馬のデビューを見届けられていればそういった出資はしていなかったと思うと、良い失敗の経験になったというのが、精一杯の評価です。

この後の取扱はまだ分かりませんが、厩舎サイド的には弱い馬だからさっさと別の馬を管理したい雰囲気が感じ取られて残念な思いをしています。事実、脚元の不安がつきまとってビシバシ育てられなかった点はあると思います。そうならそうと正直にレポートで脚元不安で厳しい調教できずやりにくいといったレポートにしてほしい気もしますね。

当歳時の「馬体詐欺」には注意しようと思ったのはこの馬のおかげです。とはいえ、次年度も社台はルーラーシップ産駒(トルトゥーガ)ですので、借りは返して欲しいです。ただ、デビューの見込みが全然見えてこないのが・・・ですね。

バルンストック 3歳上1勝クラス 札幌芝2000m

barnstock7th

バルンストックもあまりいいところは見られませんでしたね。ただ、11番人気で8着なわけですし大きく負けてなければいつかチャンスは訪れるかもしれません。

新馬戦を振り返ると、まだまだ各馬仕上がってないなか、阪神のスピード競馬でストライドを活かした逃げを活かして4コーナーで二弾ロケットで勝ったというレースでした。今後も、そういったチャンスレースが来ないと厳しい気がします。

ストライドが大きい馬ですので、もう少し幅(ボリューム)が出ると迫力のある走りも見られそうですが、意外にもデビュー時から体重が増えてこないのが気になります・・・・。成長待ちだと思ってましたが、もう3歳の秋シーズンです。一皮むける状態にはなってほしいですね。

後は陣営には秋冬の季節で開幕週の馬場のようなタイミングを目処に一度レースを組んでみて欲しいですね。ただ、1勝クラスで着実にタイム差自体は詰めてきていますので、コンスタントに入着しながら自力をつけてくれるならそれでも良いかなと思います。

デビュー戦は岩田ジュニアで取ったわけですし、ジョッキーがOKならば岩田騎手で関西のレースに照準を当てて欲しいですね。