函館競馬場の住所は「北海道函館市駒場町12-2」となっており、最寄り駅は函館市電の「競馬場前」です。函館駅からは25分程度かかります。その他、路線バスが函館駅や函館空港から出ています。夏のホッカイドウ競馬がいち早くスタートする競馬場で、函館開催が始まったら夏を感じ始める人も多いのではないでしょうか?
それでは函館競馬場のコースを紹介していきましょう。
主な特徴
- 右回りコース
- JRA全10場で最後の直線が最も短い(芝262.1m、ダート260.3m)
- 全体的な高低差が大きい、急坂はなくダラダラと上りや下りがある。ゴールにかけては下り
- 梅雨時期、洋芝という複数の原因で馬場が荒れやすく、時計が掛かりやすい
- 上記、高低差と芝の荒れの関係でパワータイプが強い
より詳しく特徴などを見ていく。それぞれの距離別のコース特徴は別ページにて紹介
函館競馬場にて行われる発走距離
- 芝1,000m
- 芝1,200m
- 芝1,700m
- 芝1,800m
- 芝2,000m
- 芝2,600m
- ダート1,000m
- ダート1,700m
- ダート2,400m
函館競馬場のコース特徴や傾向分析
函館競馬場の特徴は大きく3つ「最後の直線が短い」「高低差が大きく、ゆったりと上り勾配がある」「複数の要因で芝が荒れやすい」になる。これらのことから先行力のあるパワータイプの馬が台頭することがよくある。
坂でもバテないような馬を選びたいところだが、基本ローカル開催では強い馬が出走するのは稀(通常は休養)なので、強い馬を探すのは難しく、なんとなくパワータイプという馬を選んでいきたいところ。血統面でもその傾向がしっかりと出ている。
函館競馬場の開催時期
- 6月中旬~7月末(1回~2回)
全2回開催。開催日数は12日。夏競馬の始まりを告げ、函館が終わると北海道競馬は札幌開催になる。開催日数が少ないので北海道競馬は独自の勘所も必要。主に条件戦が組まれ、2歳馬のデビュー戦も組まれる。条件戦では3歳の春までに勝てなかった馬たちの最後の挑戦だったり、条件でなかなか勝ちきれない馬が馬場適性で勝ち名乗りをあげるか?やはり中央でもローカル的な感触があるのは否めない。
函館競馬場で実施される重賞競走
- 函館スプリントステークス(G3) 3歳以上、芝1,200m
- 函館記念(G3) 3歳以上、芝2,000m
- 函館2歳ステークス(G3) 2歳、芝1,200m