2月の1週目にして2頭の出走があります。小倉開催があることで未勝利脱出を賭けるような馬たちの戦いに激しさを増しますね。3月ぐらいまでには一頭ぐらい勝利を上げる馬が出て欲しいものです。

それにしても出走想定をみても小倉のレースはひしめき合っています。

レゴリス 角島特別(4歳以上1勝クラス) 小倉ダート1700m

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土曜日はレゴリスの出走です。前走からは約3ヶ月の短期放牧明けになります。

地方から戻ってきてから北海道シリーズで3着に入るなど、1勝クラスでは力上位の馬になります。未勝利戦でも骨折がなければ勝ち上がれていた可能性もあるので、年が変わってそろそろ力上位という部分を見せてほしいですね。

ただ、相手関係を見ても小回り競馬場のダート1周コースならしっかり走る馬がひしめき合っていて混戦模様に見えます。うまくレゴリスの競馬になってほしいです。

天気予報的には当日はレゴリス向きの湿った馬場になりそうで、ゲートも偶数枠の中枠と良いところに入りました。しっかり先行ポジションから勝ち負けになる競馬を期待します。

クラブレポートからは外厩にいたときからかなり体調は良い様子が伺えます。休養明けでもピリッとしている所があればやれるでしょう。

アンカシャムローグ (3歳未勝利クラス) 小倉芝1200m

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日曜日はアンカシャムローグの出走です。こちらはひしめき合う小倉の短距離戦です。フルゲートでの戦いになりました。どの馬もスピード勝負ならという特性の馬が勝ち抜けを狙いますので激戦です。

ゲートと二の脚はとてもいい馬なので、この距離でも先行必至で頑張って欲しいですね。3ヶ月の短期放牧で体力は多少鍛錬されているのは調教過程やタイムをみても感じ取られます。

調子の良い減量騎手を配し、逃げてどこまで粘れるかの一手でしょう。待望の小倉短距離戦ですので少なくとも持ち前のゲートダッシュは休養明けでも見たいところです。そこから、どこまで未勝利脱出に目処が立てられるレース内容になるかでしょうか?

懸念点としては体力は付いてきていそうでも、馬体重があまり放牧明けでも増えてきていないようで出走前の馬体重や気配には注目したいところです。

ノルマン40口の馬です。今年の2歳馬では40口栗東牝馬枠がなくなったぐらいなので、この馬が走らないとノルマンさん的にも困った感があるはず、うまく泥臭い活躍を見せるようになってほしいですね。