当方、2015年度産駒(一部2016年度産駒)から一口馬主の出資をはじめました。一口馬主を始めるにあたって、やはりお金がかかることですのでどういう思いで始めたのかを書き留めておきたいと思います。
私は本当に馬が好きで、学生の頃から北海道によく馬を見に行っていました。
本当は一頭持ちの馬主になりたい
とりあえず一口馬主を始めていますが、本当は一頭持ちの馬主になりたいです。馬主席に入りたいですし、馬柱欄に名前が載るのもステータスでしょう。それは多くの人が思っていることでしょう。でも金銭的に一般人にはかなり厳しい条件です。中央競馬・地方競馬を含め、まだ一頭持ちで行きたいと思っていますが、まずは一口でどの程度お金が掛かるのか?試してみたいというものがありました。
出来れば、投資額を回収したい。
これも多くの一口馬主に出資している人が考えていることですが、馬主の世界で儲けようと思ってもかなり厳しい状況というのは調べてみればすぐ分かります。多くの方が、道楽と思って楽しんでいるというのもあるでしょう。ですのでいきなり一頭持ちではなくマイルドな一口馬主で年間の収支がどのように落ち着くのか見てみたいというのもあります。
重賞レース、G1レースで一口馬主の勝負服が目立つ
今の競馬界は社台グループの独壇場と言っても良いかもしれません。毎週のG1レースでは「ノーザンファームの運動会」と揶揄されたり「一口のクラブ馬の勝負服」が何頭も走っています。また、良血馬がそこに集まっていて、期待馬に出資するのも大変な状況です。
ここでいきなり一頭持ちの資金が手に入ったとしても、なかなか一発当たりを見つけるのは難しいでしょう。みんなで保有するという方法は、金融商品のファンドと同じで、それだけ資金力では優位に立てます。
ブラッド・スポーツであり、マネーゲームといってもよい競走馬社会ですので、やはり金がある方が強いという印象です。
私は金に物を言わせるような主義は嫌いなのですが、なんとか一口馬主でプラス収支に持ってくるような手腕を身に着けたいと考えています。
一口馬主を始めるにあたって加入するクラブの選択
一口馬主を始めるにあたって、皆さんが必ず見ているサイトがあるでしょう。
一口馬主の情報を全て網羅していると言っても過言ではありませんし、各クラブ馬の情報を綺麗にまとめているので見やすさも抜群です。「一口馬主入門」というページは始めるにあたって非常に参考になります。
現在、数多くの一口馬主クラブがありますが、その中から自分にあったクラブを見つけて加入しなければなりません。それぞれのクラブの特徴などをチェックしたのでまた別ページで書きたいと思いますが、私は結局2つのクラブに加入しました。
- サンデーサラブレッドクラブ、社台サラブレッドクラブ(同じ)
- ノルマンディーオーナーズクラブ
かなり対象的な2つのクラブを選ぶことで、馬主のいろいろな面を楽しみたいという感覚です。サンデーは良血で育成施設もよく口数が小さいのでお金がかかりますが、大きなレースでの活躍が期待できます。
一方、ノルマンディーは小口で一生懸命賞金稼ぎをしてくれそうな馬たちが多く、資金回収的には楽しみが多いかもしれません。
他にも多種多様なクラブがありますが、とにかくしばらくはこの2つのクラブから気になる馬を絞り出して出資したいと思っています。
一口馬主でも馬主側の側面から競馬をみるともっと競馬が楽しくなる
出資時に売れ残りの募集馬にお試しで出資したことから、出資から意外と早くデビューする馬がいましたが、実際デビューしてみると競馬がもっと面白く見れると思いました。
馬券を買わなくても面白い。
今までは競馬は「勝ち馬を当てる推理ゲーム」として面白いと思っていましたが、馬主側の側面になることで「単純に一頭に焦点を当てて応援するレース」に変わります。
正直レースはいろいろなアヤがあって、強い馬がいつも勝つとは限りません。また生き物が競争するものですから体調であったり、レース中のちょっとした意識だけでも変わってしまう部分もあります。そう考えると馬券購入に関しても、あまり過度な期待は損するだけということを教えてくれました。
何をいいたいのかよく分からなくなってしまいしたが、とりあえず一口馬主を始めると、楽しみが広がるということは分かりました。
あまり条件の良い投資ではないとは思いますが、そんな中でも後は黒字収支になれるように頑張りたいところです。