ノルマンディーのアースライザーのデビュー戦です。年明けの競馬で抽選突破のデビューとなりました。デビュー戦からすでに騸馬となっていて、後は出来る限りレースで結果を出して欲しいところです。
初入厩までは時間がかかりましたが、ゲート試験合格後・放牧に出さずにデビューまで持ってこれたのはここに来て順調に調整できる強みを見せています。使いつつというのはデビュー前から言われていましたので、とりあえずデビュー戦は「どこまでやれるか試金石」だったと思います。
直前での単勝人気は13番人気。オッズは73倍程度と、あまり勝ち目はなかったかも知れません。
1/06(月)京都・3歳新馬(ダ1800m・混)藤岡佑介騎手 結果8着
結果は8着ということで、出走馬のちょうど中間ですね。ただ、道中の位置取りよりは前進した結果ですし上がりもバテて全然駄目のようなことはなかったので、やはり使いつつと思われます。
レースを振り返ってみましょう。
まずスタートで出遅れましたね。内枠を引いていたので、スタートが良ければ流れに乗って前目のポジションにつければと思っていましたが、スタートも駄目ですし、テンの脚もまだまだというイメージでした。ダート戦が主戦場になるならば、もう少しスタート後の行き脚が欲しいです。これは一度レースを経験したので次走のスタートが気になりますね。
1コーナーの時点で後方についたポジション。この時点で今回のレースの勝ち負けは残念ながらほぼ期待できません。
前半の1000mは先頭で65秒。新馬戦としては標準的でしょうか?アースライザーは後方で追走ポジション。
4コーナーでは少しですが、先頭集団に取り付こうと追い上げる姿勢は見られました。ここでダラダラずっと走っていたら、もう未勝利脱出も赤信号レベルです。
随分と引きで映像が映し出される直線コースです。アースライザーは先頭集団の後ろです。この時点で9番手ですので、最後に8着で終えて一応順位を上げて入着ですので、悪くないと思います。
結果的にはレースを経験して回ってきた程度だと思いますが、ここから使いつつ順位を詰めてきて未勝利脱出できるか?だと思います。調教もまだまだそこまで動けていませんし、この時期にデビューできただけでも良いのかも知れません。
この後は未勝利戦を使いつつ、今度は4着以内で優先出走の権利をとって、人気に支持されるよう成長して欲しいですね。早くから騸馬となっていますので、使ってもそれほど筋肉が固くならない利点はあるはずです。成長を暖かく見守りたいですね。出来れば、出来る限りレースにたくさん出て欲しいです。