先週はノルマンディー勢から新馬デビューがありました。サンデーのアルテヴェルトの復帰戦も予定だったのに心房細動でまた出走が無くなってしょぼんとしていました。また別の1勝馬が調教中に屈腱炎で引退など一口馬主の辛い心境を抱えたまま週末を迎えました

そんな中、ノルマンディーの馬達もここ最近は厳しい結果が多く、そろそろノルマンディーはやめようかな?とか考えているときにの2歳馬のデビューです。なお、ノルマン2歳馬には5頭出資しており、すでにデビューしたのはノド鳴りのブレイヴサウンドのみで、デビューが遅いのがノルマンの特徴です(まぁ、社台の馬も私の出資馬はまだデビューしてませんが)

そんな中、ノルマンで新馬2番人気という、期待したらアカンぞ!と会員様には思わせるような状況でした(笑)。

11/16(土)京都・2歳新馬(芝1600m)松山弘平騎手 結果 優勝

daringtact_kekka

結果は快勝でした!一口出資で新馬戦に勝ったのは当方はじめてです(16産駒からスタート)。デビューというのはかなり期待と不安がまじりますが、新馬勝ちはかなり嬉しいですね。

しかも内容もかなり良かったと思います。

daringtact_1

コースは京都1600mの内回り戦です。新馬戦などは内回りを使いますね。スタートしてから合流地点があります。デアリングタクトはスタートも上手で二の脚もありそうでしたが、松山騎手はしっかりといいポジションをキープ。

daringtact_2

向こう正面で他の馬が動き始めて、馬群が詰まってもしっかり手綱を引きながらついていけている印象でした。

daringtact_3

4コーナーでは少し前が壁になりましたね。新馬でこういった馬群の中を経験させて外に抜けて勝つことを覚えさせているのは良いと思います。松山騎手でデビューできたのは良かったですね。

daringtact_4

外に持ち出すところです。後方確認しながら馬がスムーズに応えていました。これはジョッキーも乗り易さを感じたのではないでしょうか?ここで実況はうちの馬ばかり連呼していました。

daringtact_5

ところが、外に持ち出してからの伸びが圧巻のデアリングタクトでした。完勝といってもいい内容だと思います。

レースとしてはスローパースで流れて相手関係がどうなの?と言う人もいるかも知れませんが、個人的には強い内容で余裕もあったと思います。何が良いってスローペースでもしっかり抑えて無理をせずペースに付いていくというのも覚えていましたし、3~4コーナーで速くなっても余裕のある回り方でした。

さらに直線向いてからの切れ味は本当にノルマンディーの馬?というぐらいに鮮烈でした。よくよく考えれば良血馬で馬体の作りもいいですので、今後も期待できそうな勝利だったと思います。

次戦は上のクラスでペースが変わっても同じ力が発揮できるかになります。そうなれば大きいところも狙える可能性がでてきました。ただ、今確認すると連闘で1勝クラスの特別戦に登録があります。2歳牝馬に連闘ですか!?って感じですが、登録があるイコール馬のダメージが馬体上は問題なかったということで安心です。

確か母親の体質が弱かったイメージがあるので、大事に使って欲しいところですが、そういっていううちに何があるのかわからないのが競走馬ですので、チャンスが有るところを狙って使うのも正解だと思います。ここは調教師の判断にお任せしたいところですね。