キャリーオーバー発生中は期待値が高いというのは下記記事で紹介しました。

WIN5でキャリーオーバーが発生した場合は期待値が上がり超狙い目!

そのキャリーオーバー発生時は狙い目のポイントということで、タイミングを逃してしまっては損します。このページではキャリーオーバーが発生しやすい馬券種やその情報を随時チェックできる公式ページをリスト化しておきます。

carryover

なお、キャリーオーバーは宝くじのLOTOが有名だが、控除率やくじ(ランダム)で回収率を上げるための選択技術がないことを考えると100%を超える回収率を実現するのは難しい。そのため、払戻率70%で重勝式の難しさ(複数の的中技術て回収率向上)の2つが揃う場合で、払戻率が上がるタイミングを狙うというのがキャリーオーバー投資法の特徴。

非常に当たりにくい券種を買うことになるので、資金力が豊富に必要ということも理解したい。途中で破産してしまってはいけない。賭ける額もまずは最低単位(1口)からでよいだろう。

  • JRAの公式サイトから払戻金→WIN5の結果一覧へ移動(直リンク出来ないのでJRA公式ページから)、出馬表から「WIN5」をクリックすれば開催でのキャリーオーバー状況
  • 南関東4競馬場公式サイトから「レース結果」→「SPAT4LOTO結果一覧」へ移動、出馬表からSPAT4 LOTOでは毎日のキャリーオーバー状況が見られる
  • オッズパークのLOTO結果ページ(毎日のキャリーオーバー状況)

JRA-WIN5 通常払戻率70%

キャリーオーバー条件・・・最高払戻金6億を超えた分か、的中者0の場合
馬券種・・・指定5レース単勝式
払戻金の最高限度額・・・6億円

Win5の払戻金公式確認ページ

JRAの公式サイトから払戻金→WIN5の結果一覧へ移動(直リンク出来ないのでJRA公式ページから)

キャリーオーバー状況をチェックの場合は「出馬表」から「WIN5」をクリック

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JRAのWIN5のキャリーオーバーはなかなか発生しない。2018年の有馬記念の時に発生して話題になった。年に1回ぐらい発生すればいいレベルなので、発生時に見逃さないようにしたい。

キャリーオーバー発生時は数億レベルのキャリーオーバーになる。

トリプル馬単(SPAT4 LOTO) 通常払戻率70%

キャリーオーバー条件・・・最高払戻金6000万円(10円あたり)を超えた分か、的中者0の場合(競馬場別
馬券種・・・指定3レース馬単式
対象レース・・・最終レースから遡る3レース(開催日によって変わる場合あり)
払戻金の最高限度額・・・6000万円

トリプル馬単の払戻金公式確認ページ

南関東4競馬場公式サイトから「レース結果」→「SPAT4LOTO結果一覧」へ移動

キャリーオーバー状況は「出馬表」から「SPAT4LOTO」

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トリプル馬単はキャリーオーバーが頻繁に発生している。特に「開催またぎ」「2連続以上のキャリーオーバー(ダブルキャリー)」はキャリーオーバーの意識が下がるため得な状況になりやすい。

トリプル馬単が買える地方競馬は「南関東(浦和・船橋・大井・川崎)」+「門別競馬」となっている。

なお、キャリーオーバー自体が数百万~千万台程度と寂しい状況もあるので注意したい。それでも通常時より状況が良いタイミングで、頻繁に起きるというのは嬉しいと言えそう。

発生頻度は毎月数回レベル。

セレクト5,セレクト7(オッズパークLOTO) 通常払戻率70%

キャリーオーバー条件・・・最高払戻金6億を超えた分か、的中者0の場合(競馬場別
馬券種・・・セレクト5→指定5レース単勝式、セレクト7→指定7レース単勝式
払戻金の最高限度額・・・6000万円

トリプル馬単の払戻金公式確認ページ

オッズパークのLOTO結果ページ

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毎日更新で「前回からのキャリーオーバー額」があればキャリーオーバー発生中!

セレクト5はWIN5と同じ、セレクト7は7レースなのでそれよりも当たりにくくなる。また地方競馬ということで馬券購入数が少なく的中者0のキャリーオーバーは発生しやすい。ただ、キャリーオーバー額も小さいので意外にもマイルドな状況と言えるかもしれない。

「競馬場またぎ」「馬券種別」となるので毎日、上記のキャリーオーバー額を確認して額の大きさをチェックしてから投票でも良い。

なお、2020年の状況でキャリーオーバー発生なしの投票数と発生ありの投票数は

帯広セレクト7・・・300~500口→300~60000口(やや特殊、当たらないのでどんどん積み上がる
帯広セレクト5・・・3,000~7,000→7,500口~60,000口
水沢セレクト5・・・1,000~1,500口→2,500口~3,500口
笠松セレクト5・・・5,000~35,000口→5万口~7万口
園田セレクト5・・・15,000~4.5万口→10万
姫路セレクト5・・・10,000口~30,000口→40,000口~60,000口
佐賀セレクト5・・・5,000口~20000口→35,000口

キャリーオーバー発生時には分かりやすく投票数が増える(いずれも2倍程度から増える)。またキャリーオーバー額によって口数が増加。それでも普段よりは確実に回収率が高くなる状況になる(むしろ、それだけキャリーオーバー投資というのをしている人がいるという証明)。

発売している競馬場は「兵庫(園田・姫路)」「笠松」「岩手(水沢)」「佐賀」「帯広(ばんえい)競馬」、その他「競輪」「オートレース」でもあるので、そちらの購入に自信があるかたはタイミングをみて買っても良いかもしれない。

なかなか当たらないが、キャリーオーバー発生タイミングが多いのでしつこくやれば確率収束も見えてくる。セレクトとランダムで券種を分けているようなので注意。(※ランダムで発生したキャリーオーバーはセレクトに回らない)

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セレクト可能な地方競馬は「帯広」「岩手」「笠松」「兵庫」「佐賀」となっていて、ほぼ毎日重賞式馬券は売っている。毎日、キャリーオーバー発生チェックが必要になる。またキャリーオーバー発生時の馬券の買い方も決めておかないと頭を悩ます日々が続くかもしれない(資金繰りも注意)。

競馬以外でキャリーオーバーが発生する(払戻率70%)のものはチャリロト、Kドリームスでも発売しているtotoなどサッカーくじも有名だが宝くじは払戻率50%程度なのでキャリーオーバーが発生しても厳しい。


個人的にはキャリーオーバー投資で参加するのは、「確率が収束しずらいこと」「資金が枯渇の可能性があること」から、「JRAのWIN5」「トリプル馬単」「オッズパークは帯広、水沢を除いたセレクト馬券」の参加に絞って行っている。