【札幌2歳ステークス】レース傾向と馬券考察・予想対策【2020】

1997年から芝1800mで争われるようになった。北海道開催を勝ち上がった馬など比較的長距離（マイル以上）で結果を残した馬が激闘する。2歳重賞戦で芝1800とやや長い距離を走るのはこの時期あまりなく、ここを好走する馬は、翌年のクラシック戦線でも活躍する可能性が高い。

幼いこの２時期の２歳馬にとってはかなりタフなレースとなる。

札幌競馬場の芝1800mで争われる。札幌競馬場は円形に近い競馬場で内枠有利。なお、札幌競馬の最終週の開催に当たり、かなり内側の馬場は荒れていることが想定される。

札幌2歳ステークスの基礎データ

札幌2歳ステークスのコースの特徴

札幌競馬場・芝1800mコースの特徴とレース傾向、データ分析

↑コースの傾向分析は上記ページで行っています。

基本、内枠・先行馬が有利なコース。しかし経験の浅い２歳戦ということでスタートダッシュがうまく付くかは想定しづらい部分がある。脚質は当てにならないが、枠順は決まっていることなので多少有利不利を加味したい。

なお、先行争いで１コーナーで前に行かなかった場合は短い向正面で多少脚を使ってもマクッていかないと４コーナー回ってからの追い出しでは間に合わない。

前目を器用に立ち回れる馬、そして開催が進むに連れて馬場が荒れているので、洋芝も加味しパワーのある馬を選びたいところ。

札幌2歳ステークスの過去１０年の結果・ラップタイム解析など（2020年更新版）

札幌２歳ステークスの過去１０年の勝ちタイム、ラップタイムなどの情報です。

※２０１３年は函館競馬場で開催。

２歳戦というのもあってか？後半スピードが上がらない。まだまだ本格化する前の馬たちのレースといった印象。淀みないペースで流れることが多いので、それに対応できる馬（血統）を選びたい。前走速い時計で勝っているなどは人気しそうだが、参考にならない可能性が高い。

2013年は函館開催で不良馬場で行われたということもあり、かなり特殊なレースとなっているのもグラフから伺える。それぐらい２歳馬にとっては過酷な重賞戦。

札幌2歳ステークスのクワドラント適性

札幌2歳ステークスの馬券考察、予想対策

２歳重賞戦なので、まだまだ馬の能力比較がしづらいこともあり難解なレース。オッズも割れる傾向で「前走の勝ちっぷり」「時計比較」などで人気になることが多い。ただ、前走の勝ちっぷりなどは、まだ相手関係が分からない、展開が向いていたなどの可能性があるので危険な人気馬になりやすい。

どちらかというと１走馬よりも何走も走っている馬のほうが活躍しているところを見ると、競馬を覚えている馬のほうが強い印象。さらに北海道の洋芝でしっかり結果を出していればなお良い。

正直なところ現時点では当てにならない２歳戦です。しかも強い勝ち方をしている馬は人気しているので旨味がありません。ここは、数戦して競馬を覚えてしっかりレースが出来る馬をチョイスしてみるのも良さそうです。