2月の最終週は2頭の出走です。ともに中1週で続戦ということで前進に期待したいところになります。
ただ、どちらも人気薄での出走になりそうです・・・。
トルトゥーガ 3歳未勝利 阪神ダート1800m
デビュー戦と同条件の阪神ダート1800mは今週4鞍もあってレース選択ができる状態。正直デビュー戦は除外の可能性含みでのデビューでしたから1回使って上向いてくるかが焦点です。
師のコメントからは「1回使って中身からしっかりとしてきた」とありますが、そんなに変わり身するものでもないでしょうし、調教では調整程度のポリトラック追いしかしていません。甘い期待はあまりせずに冷静にレースで応援したいと思っています。
枠順は2番枠で、デビュー戦の1番枠よりはましでしょうか?頭数も10頭立てなのでレース展開についていけるならばなんとか前進もあるかもしれません。まだ非力さも感じるので金曜の雨で湿りがちな馬場も味方しそうです。
相手関係も決め手にかけるイメージのあるグランメテオールが一番人気で、結構混戦模様ですので一発穴ぐらいの気持ちで見ておきたいと思います。できれば上がり上位の末脚がみたいですね。一応、馬的にはダート1周コースを走りきれる体力は付いているようにデビュー戦で感じました。
本心では「命名馬」なので末永く走って欲しく、とにかく時間切れまでに未勝利脱出の雰囲気を見せて欲しいところです。なお、前走は素人目に見ても分かるぐらい腹回りタプンタプンのパドック、レースでは未熟さも見せていました。ルーラーシップ産駒なので燃えやすいところを今度は見せて欲しいです。
アースライザー (早鞆特別/4歳以上2勝クラス) 小倉ダート1700m
元気いっぱいのアースライザーはまた輸送の小倉1700mに挑むことになりました。陣営としては混み合う4歳2勝クラスの小倉ダート1,700m戦を目指すなら最終週よりも出れるタイミングで出走を選んだようです。状態はいいみたいなのでたくさん走るのは賛成ではあります。
こちらは騎手が載っての調教なので坂路時計はいい感じで動けているみたいです。ただ、解せないのが騎手が菊沢一樹ジョッキーというところでしょうか?2勝を掴んでくれた山田騎手が小倉にいるのに別の若手騎手に騎乗機会を設けるのは、厩舎的には馬主よりも競馬サークルに目線が向いている気もしなくはないです。
2勝クラスの馬が転厩になった(しかも栗東内)のも解せなかったのですが、まぁ事情は色々あるのでしょう。アースライザーくんを上手に導いてほしいものです。
メンバー構成的にはアースライザーが最後に上位に入ってきてもおかしくないメンツではあると思っています。