2020年7月4週目の一口出資馬の結果です。中央ではシルバースミスが除外となってしまい一頭の出走でした。それにしてもシルバースミスは新馬戦の時も除外でおかしなデビューとなってましたが、今回も出走できそうだったのに除外・・・、機運に恵まれていない気がしますね。
翌週持ち越して走るようですが、松山ジョッキーは騎乗停止だと思うので誰が騎乗するのかも気になります。
さてバルンストックのレースですが、レース内容は残念でしたが、ひどい事もなかったのでホッとしています。振り返ってみましょう。
バルンストック 3歳以上1勝クラス(利尻特別) 札幌芝2000m
頭数に恵まれたため、結果が出なくても6着で返ってきました。前回も10頭立てで6着だったので、やはり芝の中長距離路線が走れる、新馬勝ちを収めたことは大きな要素と感じます。
レースとしては1番枠(バルンストックは内枠が多い)で跳ねるようなスタート。
行っても良かったのかもしれませんが、結局団野騎手は前に馬を置いての好位選択。
残念ながら勝負どころで前が開かず、バルンストックの大きなストライドで粘るといった競馬は出来ませんでした。ジョッキーのコメントでは最後開かずにスムーズに追えなかったことを弁しています。
結果的に先手を取っていたほうが着順は少しでも上だったかもしれません。ただ、それで勝ち負けだったかは今の能力では微妙かもしれませんね。1勝クラスで力をつけていって、得意の形に持っていった時に勝てればいいかなと思っています。無事にレースを更に経験して欲しいですね。
なお、洋芝適性も問題なさそうですし、少しづつですが体も肉付きが良くなっている気がします。滞在競馬出来ることを考えると北海道シリーズでもう1~2回はレースで力を付けていって欲しいですね。
今の間隔でレースに走ってくれるなら、一口馬主としては納得行くものだと思います。血統的にも4歳になっても成長がありそうな気がしますし、本当に1勝を挙げていることは大きいと感じますね。デビュー戦で口取りした思い入れのある馬ですので、じっくりと上のクラスを目指して欲しいです。
日曜日には地方転厩(金沢)となったバイラビエンが出走していました。圧倒的一番人気でしたが結果は2着。C1クラスでは力上位で頑張ってほしかったですが、中央の1勝クラスではまったく歯が立たなかったので、ここで数戦して圧勝を繰り返すようにならないと中央復帰は難しいと思っています。
なお、道中の様子ですが「バイラビエン」は中島騎手がとにかく追いどおしでした。1コーナーでは制御してましたが、向こう正面でもムチ連発、手も動きまくりで勝ち馬のヴェルヴェットに追いつけない感じでした。4コーナーではバテた動きになっていましたが、それでも足の回転は続いていて2着確保という結果です。
勝ち馬はゴール版前でもう追ってなかったので、着差以上に負けている印象です。圧倒的1番人気に押されていてこの結果ですので、ここからどうやって「ノルマンディーの金沢再生工場こと高橋優子先生」が立て直していくのか見守りたいと思います。
しかし中央の1勝クラスで全くついていけないレベルなのに、地方に来れば馬券圏内に来れるのですからやはり中央と地方のレベルの差を感じます。これから地方で圧勝を重ねる馬にぜひ育てていただきたいです。