ヴォルパンテールは私が一口に本格参戦する前にノルマンディーで余っていた馬をとりあえずの気持ちで選んだ馬です。結果的には散々な状態で、消したい過去かも知れませんが、今年から走った馬のレビューをちゃんと書こうと思っていますので、この結果も受け止めて書いていきます。
なお、状況としては今回で11戦目。
デビュー戦から中央平場では2桁着順より良かったことはなし、地方交流での勝ち上がり狙いも失敗。最後の未勝利戦では13着で引退かと思いきや、障害転向の憂き目を合っています。
さらに今回が障害4戦目。最下位人気でオッズは200倍以上、それでも厩舎コメントが前向きという、なんとも出資者としてはもどかしい状況です。
2/09(土)京都・障害4歳上未勝利(芝→ダ2910m・混)高野和馬騎手 競走中止
結果は競走中止。もう、障害転向前からやめてあげて・・・、早く引退して厩舎に払うお金が勿体無いから精算したいと思っていましたが、こんな目にまでなってしまい可愛そうです。
一頭、後方であらぬ方向に走っているのがヴォルパンテールです。水壕障害の次の障害で着地時に躓いているように見えました。
一口馬主を初めて、とりあえず出資することから始めてみようと軽い気持ちで申し込みましたが、ノルマンディーでマル外で余っていた馬です。血統的に状況が良ければ繁殖目当てだったのでしょうが、この競走内容では繁殖に上がっても・・・という気がします。
ノルマンディーはちょうど2015年世代が、殆の馬がハズレという稀に見る厳しい世代だったようです。一説には急成長しすぎて育成スタッフの数と、募集頭数が合っていないとも言われています。
個人的にもそのように見えます。良い馬が育成失敗で、活躍できないというのは見ていてもどかしいです。私も出資スタイルとしては、いいところまで行って欲しい馬はサンデーなどの社台系クラブ馬で、ノルマンディーは丈夫でたまに穴を開けるような馬を狙おうと、この馬の状況から決めています。
ノルマンディーの高馬は買うのはもったいないですね・・・。しかしノルマンディーの2015年世代の状況を今見たのですが、あまりにも酷いですね。500万下クラスを超える馬が一頭もいないのですが・・・、当たりのないクジ屋さんレベルです。