シルバースミスの9戦目です。足元不安の長期休養明けから5戦目でようやく1勝クラスを卒業できることとなりました。復帰してからは4→6→3→3→1着ですので、決してフロックではなくこのクラスでは力上位というのを見せていて、今後も故障さえなければまだやれそうと思っています。

8月23日(日)小倉12R・芝1800m(牝)戦 鮫島駿騎手 結果優勝

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今年に入ってから一口馬主では久しぶりの勝利の美酒となりました。毎週コンスタントに出資馬が出走するようになっていますが、本当に一つ勝つのは難しいと感じさせられます。

勝ったレースということでしっかり振り返りたいと思います。

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ある程度、先行力のあるシルバースミスは枠順に関してはあまり気になりませんね。極端な枠でなければスムーズなスタートからすっと先行集団に取り付くことが出来ます。このあたり大型馬というので頑張らなくてもスピードがあるのは強みでしょう。

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2コーナーから向こう正面が鮫島騎手は絶好騎乗でしたね。勝ち馬のポジションでした。特に一頭ポツンと前を射程内に入れながら息を入れていたのは完璧だったと思います。

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4コーナー付近でペースが速くなってもシルバースミスは持ったままで付いていきます。内で我慢させたことでやや前が詰まっているところもありました。口を割っていたところもあったので、前が開かなかっったら厳しかったです。ただ、外回っても足を使って伸びなかったかもしれません。

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直線入って前が空いたところを上手にスルスルと抜け出しました。そこからは鮫島騎手のムチにしっかりと反応。一旦抜け出たところで、ヨシ!という気持ちと外の馬の脚色も良かったので粘れ!という不安が入り混じりました。

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セーフティーリードとは言えませんでしたが、それでも粘りきって後続を振り切り嬉しい2勝目を上げています。ゴール板を通過した時は手を叩いて喜びました。

勝ち時計は1.48.1で当日の朝に雨が降って稍重での開催。少し時計が掛かるようになったのもシルバースミスに味方したかもしれません。小倉適性も今回わかったと思います。

次は中京開催を視野に問題なければ続戦に予定とのことです。馬体(馬っぷり)はいい馬ですので、脚元の故障さえなければもうちょっと上のクラスでも活躍の可能性はあると思っています。これからは何卒無事に好勝負を繰り広げて欲しいところです。