2週間ほど一口馬が出走しない週が続きましたが、今週末は大挙4頭が出走になります。どの馬も楽しみですが、やはりなんといってもデアリングタクトの秋華賞ですね。

1週間前からスポーツ紙やTVでも騒がしくなってきています。

まずは無事に出走予定まで行ってくれていることに感謝です。あまりにも周りの期待度の高まりに冷静な気持ちになろうと思っていますが、勝っても負けてもこの瞬間を楽しみたいと思います。

もちろん勝ったなら無敗の牝馬三冠は史上初ということで歴史に残るでしょう。ここまで来たならやり遂げてくれと思いますが、競馬はやはり何が起こるか分かりません。とにかくこの瞬間を楽しむことと思っています。

正直言いますと、桜花賞・オークスを勝った時点でも、もうこんな凄い馬の一口でもオーナーになることがあるのか?ぐらいに思っています。感謝しきりですが、このコロナ禍の閉塞感で良い年だったなと後世に残ればさらに幸いです。

欲を言えば、早く生のデアリングタクトを競馬場で応援したいところです。せっかくの400分の1の権利を持っているわけですから、ノルマンディーさんもいずれ祝勝会も執り行って欲しいですね。

デアリングタクト 秋華賞(G1) 京都芝2000m

202008040411

枠順が金曜日の朝に発表されて7枠13番に決まりました。外過ぎない外目というところで、まぁ枠としては厳しいところではなくなりました。メンバーを見てみても、実はあまり逃げて飛ばす馬がいません。オークスまではスマイルカナがいましたが、今回は先手争いを考えている馬はいなさそうで、外目の枠を引いたデアリングタクトは個人的には下手に溜めないで、馬なりに向こう正面で先行集団後ろの外目をとって欲しいです。

ジョッキーの松山騎手は上手い騎手ですが、G1の舞台はまだまだ浅いところがあり若さもあって慎重になるかもしれません。その慎重さが出て下手に外目を通るけど4コーナー大外ぶん回しにならないで欲しいですね。フルゲート18頭ですので、向こう正面では一桁番手を確保して欲しいです。

馬の力は抜けていると思っていますが、それでもG1の舞台です。出資者としてはどうしてもデアリングタクト目線で戦いを見てしまいますが、どの馬にとっても最後の一冠を如何にして取るかを考えているはずです。正攻法の横綱相撲でねじ伏せる結果がみたいですね。

天気は土曜日が雨予報。日曜日はスッキリと晴れそうで、どこまで馬場が回復しているか?という中で争われそうです。いろいろ考えても、やっぱりポジションは前目を希望します。

桜花賞もオークスも後方から一気の末脚で馬に救われましたが、今度は松山騎手が上手にエスコートして前目でもレースできるんだぞというところを見せて欲しいですね。

スーパーフェイバー 新馬戦 京都ダート1400m

202008040304

土曜日には2歳馬のデビューがあります。POG誌面でも期待されていた矢作厩舎の謎馬スーパーフェイバーです。アメリカ血統でダート血統なのですが、芝でもやれそうと春先は期待されていました。

ところが、実際調教レベルまで来ると全然走ってくれません。先生の感触もトーンダウン、馬体は良いけども前向きさに欠けるところが続くため、とりあえず実践に出して変わり身期待という状態です。

デビュー戦の騎手手配をみてもトーンダウンの状況がわかると思います。今回ばかりは実践に出してみて、どの程度の走りができるのか?ぐらいに見ています。

あまりに酷いデビュー戦だと、人気厩舎ですので転厩やむなし状況になるかもしれません・・・。速い時計は現状無理だけど、ダートのパワー勝負なら善戦という「案外やるやん!」をみたいです。

シルバースミス 3歳以上2勝クラス(牝馬限定) 京都芝1800m

202008040308

短期放牧明けのシルバースミスは9頭立ての牝馬限定戦とメンバー構成には恵まれましたね。1勝クラスで善戦して小倉で勝鞍ですが、メンバー的にも似たような馬が多いです。

ここは混戦模様で勝ちの可能性も感じます。しかし同じサンデーの馬が3頭出走ですね。ブエナビスタの子など良血馬が人気を引っ張ってくれそうなのでオッズ的にも面白そうです。

なお、シルバースミスの前走は秋華賞出走のムジカの追撃を振り切って勝っています。意外と実力はあるんだよというところを見せて欲しいですね。京都1800m外回り戦は勝鞍を上げているコースです。

なんとなくですが直線平坦の方が向いている気がするので、先行して粘り腰レースを期待です。

アンカシャムローグ 2歳未勝利クラス 京都芝1200m

202008040401

いまいち臨戦過程がよく分からないのがアンカシャムローグなのですが、脚元ギリギリと言われていた新馬戦でロケットスタートを決めるも凡走適正としてよいと判断された右回りの京都芝1200mに続戦となります。速い時計は出していないものの、乗り込み量が豊富になっていて、さらに北村友一騎手を配するという厩舎の手の入れようです。

かなり勝負気配というか、これで走ってくれないとというような状況になっています。予想オッズになりますが前走16着と凡走している馬が4番人気?になるぐらい過程は良いです。

またこの時期の2歳未勝利戦ということで相手も恵まれていますね。一番人気になりそうな馬は惜しい戦いが続いているように見えますが3戦目で、2歳馬にとってはギリギリかもしれません。

今回は明らかに条件が向きそうなアンカシャムローグですので、ロケットスタートを決めて4コーナーまでに先頭に立って、後は粘るか突き放すかの競馬を期待します。なお、結果がどうであれ恐らくレース後放牧になりそうなので、善戦よりも勝ちが欲しいですね。