レゴリスの中央5戦目です。骨折休養明けから地方で勝ち上がり中央復帰。中央初戦は芝で善戦と自力のあるところを見せています。
今回は連闘でダート変わりで挑むという、なかなか挑戦的なレース選択です。幸い滞在競馬ができる北海道シーズンですので、ここでしっかり稼いで欲しいところです。
6/28(日)函館・3歳上1勝クラス(ダ1700m・混)吉田隼人騎手 結果3着
結果は3着でした。
3番人気の3着で、大方の予想通りの健闘となります。そしてようやく中央で複勝馬券圏内に入ってきましたね。「レゴリス、それ複勝圏内!」って声が聞こえてきそうです(笑)
実はまだ中央競馬で掲示板を外したことがない堅実性のある走りを見せています。つまり力は上位だけど、勝ち切るだけの終いの脚が少しないという表現が正しいかも知れません。怪我なく継続して走ってくれれば、今後馬主孝行な馬になる可能性はありますね。
スタートはいつもそれなりのレゴリスです。そして地方での激しい先行争いも経験しているので、ゲートを出てからも簡単に前が取れますね。馬体がいい馬は安心して見れます。
内目の枠ということで、先手を取れば後は前目でじっくりという上手な騎乗でした。
4コーナーにかけては抜群の手応えで上がっていきます。この時点では勝つ確率50%ぐらいで期待してしまいました。これかなり勝ち馬のポジションな気がします。
しかし追ってあまり伸びません。どうも堅実性はあるけど決め手にかける馬というのがよく表れていると思います。
最後はよく伸びたホウオウトゥルースが1着、レゴリスは結局内の馬を合わせて差すことができず3着でした。過去のレースぶりを見ていても上がり1位を取ったことがないですし、最高速度があまり出ない馬かも知れません。
走破タイム自体は悪くないですし、もちろん善戦して賞金も加えてきてくれる結果ですので馬主としては嬉しいですが、勝つイメージもあまり沸かない気がします。勝つとしたら4コーナーで引き離して、後ろの馬と同じ脚色になった場合の勝ち方でしょうか?
距離もダート1800mぐらいまでは持ちそうですが、短距離の方が向いているかも知れませんね。ただ、芝も走れることも分かりましたし、敢えて短距離条件に持っていかなくても好走できているので、このまま善戦を続けて、いつか順番が回ってくるような走りをお願いしたいです。
ノルマンディーで高馬です。また騙馬になったことで怪我さえなければクラブとしても孝行馬になってくれる可能性が出てきました。ここ2戦の中央での戦いには感謝です!