2018年産駒のデビュー戦はノルマンディーのアンカシャムローグからとなりました。やはり新馬戦というのは走ってみないと分からない競走馬の姿が見れるので、期待と不安は大きいです。コロナ禍で現場を生で見られないのが残念ですが、精一杯応援したいと思っています。

アンカシャムローグの臨戦態勢は脚元(ソエ)不安から乗り込み不足で出てきている印象は否めませんでした。それでも早期デビューはできる時にしておきたいので、競馬の経験を積ませるのは悪くないと思います。

9/27(日)中京・2歳新馬(芝1400m・牝)鮫島克駿騎手 結果16着

AnkaSeamrog1st_kekka

結果はちょっと負けすぎの16着。直線半ばからは諦めて追ってませんので、もうちょっと時計は詰めることが出来るかもしれませんが、それでも負け過ぎですね。人気並に負けたと言えます。

馬体重は450kgでパドックの映像で思ったほど太めには見えませんでした。

レースを振り返ってみたいと思います。

AnkaSeamrog1st_1

ゲートの出が良いことは聞いていましたが、それにしてもロケットスタートでした。スタートで1馬身は稼いでいますね。ここまでは期待通りで、そのまま逃げてみてもと思ってましたが二の足で内枠の馬に押されて中団前ぐらいまで下げています。

AnkaSeamrog1st_2

道中の走りのバランスがどうも悪いなぁと思っていました。なんというかバタバタとした走りに見えます。公式サイトで全周パトロールも確認したのですが、左前脚が明らかに外に振って走る癖があるみたいです。

そのことからどうしても右右に進みがちで、今回の左回りよりは現状右回りのほうが合っているというジョッキーの診断です。またスピードは持っているので、距離はとりあえず1200~1400mまでというのも同感です。

AnkaSeamrog1st_3

直線入ったところまではまだ可能性がありましたが、ここからバタバタとした走りでしたね。まだまだフォームの改善も必要かと思います。上記の写真を見てもガニ股走りなの分かると思います。

一方、馬体に関しては一緒に走った新馬の中でもトモの容量は大きく見えますし、積んでいるエンジンは強そうに見えます。芝の短距離専門あたりでなんとか勝ち抜いて、名が知られるようになって欲しいですね。

脚元の状態のあるので、恐らく一旦放牧になりそうですが、栗東所属ですので次は京都か阪神で芝の短い内回り戦に出て欲しいですね。結果は残念でしたが、馬っぷりに関しては悪くないというのが分かった新馬戦です。

幸い、デビューが早いことでまだまだ時間があります。しっかりと立て直して勝ち負けが見られればと思っています。