競馬経験の豊富な方なら、ご自身でお気に入りの競馬新聞やデータなどなどあるかもしれませんが、初心者の方が競馬新聞やスポーツ新聞の馬柱をみると、非常にたくさんのデータで正直見る気も起きないという方が多い模様です。

今回、ある時期に手に入れた競馬新聞を複数の競馬初心者の方にみてもらい、どの競馬新聞が使いやすいか感想を聞いてみました。競馬熟練者からすると意外な結果が返ってきているかもしれません。

もし、競馬が初めての方と競馬場などに訪れる場合、その初心者の方にオススメできるのはどの競馬新聞なのか?の参考にしてください。

初心者の競馬予想の流れ(頭の中)

競馬の予想のデータを見る上で競馬新聞等を使うわけですが、競馬初心者にどの競馬新聞が良いか、まずは初心者の競馬予想の仕方を聞いてみたので紹介します。だいたい下記のような流れのようです。

  1. 本誌の見解を読む(つまり新聞の予想を文で頭に入れる)
  2. 馬の名前と騎手を確認(強そうとか、よく聞く有名騎手を確認)
  3. 過去の成績をチェック(過去のコースや同距離をよく見ている)
  4. もう一度、本誌の馬の情報文を読む
  5. 頭の中を一旦整理(何頭か来そうな馬の絞込)
  6. その他の情報を見る、調教とか
  7. 印などやオッズを参考に、最終に買いたい馬を絞って買い目を決める

ざっくりとですが、このようなパターンのようです。結構、馬柱のデータを見るよりもアナログ的なトラックマンの予想情報などから入る人が多いみたいです(ちなみに競馬初心者は5名、全員女性

男性は自分のロジックを、過去の結果から抜き出すことが多く、女性は他の方の見解などを多く参考にする傾向があるように感じます。

私が感じたのは、思っているよりも馬柱の細かいデータなんて見たくないという競馬初心者が多いと思います。

そういうものを前提に競馬新聞5紙の中から、順位付けをしてもらったので参考にしてください。

競馬初心者の競馬新聞ランキング

発行部数とか定番とか関係なく、純粋に5紙をみせて先入観なく評価つけしてもらったランキングです。競馬新聞5紙は「競馬ブック」「研究ニュース」「優馬」「競馬ニホン」「競馬エイト」になります。

1位 研究ニュース

評価出来る点・・・騎手の騎乗成績や、レイティングが見やすい位置にあって馬柱が複雑じゃなく見やすい。

2位 競馬エイト

評価出来る点・・・カラーで見やすい、全体的な見やすさ読みやすさがある

残念なところ・・・馬柱は縦だけど、横書き部分が馬柱の中にあってみにくい

3位 優馬

残念なところ・・・文字が小さい、何の数字かわからないものが多い

4位 競馬ブック

残念なところ・・・詰め込みすぎで見にくい、横に文字が羅列、行替えして欲しい、とにかく見にくい

5位 競馬ニホン

残念なところ・・・古臭い、意味不明

競馬を良くする人からすれば、かなりきつい意見です(笑)。しっかりとしたデータを敷き詰めているということが逆に初心者の方には不利になり易い模様で、上記ランキングを見れば、発行部数なども考えると初心者には「競馬エイト」がオススメなのかな?と思います。

スポーツ新聞ですと競馬場いくのに余計な情報も多く、女性に渡したくない部分もあります。手も汚れやすいです。スマートに競馬初心者を競馬場に連れて行くなら「競馬エイト」一択ではないか?という結論に私は達しました。

まとめ

競馬初心者が競馬にいくのはレジャー感覚です。競馬の面白さの一つに、着順あての推理の楽しさがあるのはもちろんですが、そうではない部分の方を初心者は重視します。

「おみくじ馬券」とか競馬場に行くと売っていますが、意外とそういったものを購入したり、おもしろ馬名とか「見た目が可愛い馬」「おしゃれしている馬」「有名人馬主」などのほうが響きます。

正直堅苦しい競馬新聞は入らないのかもしれませんね。

今時ですとタブレットなどを持っていって、そこで競馬記者などの予想とかが見れるようにしておくともっとスマートに楽しめるかもしれません。