福島競馬場の住所は「福島県福島市松浪町9−23」となっており、福島の中心福島駅からバスがでています。15分ほどで「競馬場前」下車です。また周辺には駐車場も多いので、車で行くという方も多そうです。
それでは福島競馬場のコースを紹介していきましょう。
主な特徴
- 右回りコース
- 1周芝で1600mと小さなコース。直線も300mより短い
- 平坦でスピード勝負、前が止まらない競馬が多い
- 昔は梅雨時期の夏開催は、開催後半は馬場が荒れて外差しがよく決まった
- 最近は馬場状態の管理が進んでいるが、馬場状態のチェックや傾向把握は必須
- ローカル巧者の騎手にも注目したい
- 3~4コーナーはスパイラルカーブ採用
より詳しく特徴などを見ていく。それぞれの距離別のコース特徴は別ページにて紹介
福島競馬場にて行われる発走距離
福島競馬場のコース特徴や傾向分析
小さな競馬場のイメージがある福島競馬場、昔は本当に開催終盤の外差しという事が言われた。出走メンバーが微妙なことが多く、人気馬の信頼が薄い。ようは実力差で図りにくいので、馬券を当てるのが難しく他場の競馬とは切り分けて馬券戦略を立てたいところ。
基本小回りの競馬場は距離損などを考えると、内枠の逃げ馬が有利なのだが、福島競馬場の場合はスパイラルカーブ採用というのもあり4コーナーまでにスピードが出すぎて逃げ馬が苦戦というのもある。力のある逃げ馬がいないという判断もできるので、あまり展開で逃げを買っても最後にバテることが多い。
騎手の判断によって競馬がころっと変わるのでローカル巧者の騎手狙いというのもある。過去は中舘騎手の活躍が超有名。今だと丹内騎手あたりがそれにあたるか?
福島競馬場の開催時期
- 4月頃(1回)
- 7月頃(2回)
- 11月頃(3回)
全3回開催。開催日数は20日程度。1回と3回は裏開催となるが、7月の夏競馬は関東地方のメイン場という扱い。ただし、重賞などもそれほど組まれておらず、やはり一歩落ちるメンバーの出走ばかりになる。東の福島、西の小倉のイメージで、地方にも中央競馬をといった感覚がある。
福島競馬場で実施される重賞競走
- 福島牝馬ステークス(G3) 4歳以上牝馬、芝1,800m
- ラジオNIKKEI賞(G3) 3歳、芝1,800m
- 七夕賞(G3) 3歳以上、芝2,000m
- 福島記念(G3) 3歳以上、芝2,000m