福島競馬場・ダート1150mコースの特徴とレース傾向、さらにデータ分析による特徴分析を行います。
福島競馬場ではダート1000mがあった模様ですが、今は行われておらずダートの短距離戦と言えばこの1150mとなります。他場で言う1200m戦ですね。
スタート地点は向こう正面からで2コーナーの奥のポケットからで最初は芝コースを横切ります。最初のコーナーまでの長さは484mと十分な距離になります。しかしゴール前の直線の長さは295.7mと短いので激しい先行争いが最初から行われます。
やはりスタートダッシュがよくて、スピードがすぐに付きやすい馬が前目にピタッと付けられるので有利です。もともと距離が短いのでダートでもパワーやスタミナをそれほど必要としません。4コーナーで前にいる馬がそのままなだれ込むレースが多いです。
福島競馬場 1150m ダート・右の基礎データ
最初のコーナーまでの直線距離 | 484.00m |
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ゴール前直線距離 | 295.70m |
ゴール前直線坂 | 平坦 |
直線部分合計 | 約780m |
コーナー部分合計 | 約370m |
コーナーの数 | 2個 |
コーナータイプ(3~4コーナー) | 小回り |
コーナーのR | 113 |
高低差 | 2.1m |
芝の種類 | ダート |
フルゲート | 16頭 |
幅員 | 20.0m |
このコースを利用する重賞レース
このコースを利用する重賞レースはありません。福島競馬場・ダート1150mコースのラップタイム・データ分析
コースのラップ分析からどういったレースの質になりやすいか紹介します。
※データは2020年10月に過去10年間から取得したもの。
※PCIはターゲットのペースチェンジ指数、上がり3Fを分岐点とし50が中間、大きくなるほどペースアップ。
福島ダート1150mの高低図
福島ダート1150mのラップタイムグラフ
福島ダート1150mの速度変化グラフ
判定「超消耗戦」:スタードダッシュから追い通し、前に行ったもの勝ち。
スタートからエンジン全開、2Fほどハイペースで進みコーナーリングでペースが落ちながらも最後ペースが上がらない。とにかく4コーナーまでに前についていける走りをすることが重要。
福島競馬場 1150m ダート・右のクワドラント適性
福島競馬場・ダート1150mコースの特徴とレース傾向と攻略法
とにかくテンのスピードは第一条件のレースです。前半のハイペースについていけない馬は厳しいです。レースをそれなりに経験している馬の方が強いでしょう。レース結果も逃げ馬が圧倒的で、ついで2~3番手にいる先行馬です。3コーナーぐらいで決着がついていると感じるレースも多いですね。
枠順的には先手を取りやすい内枠が有利ですが、やはり前半の足があれば外枠でもスムーズな競馬ができるので、拘りすぎてもよくないでしょう。スタートダッシュが必要という点は偶数枠の回収率が奇数枠よりも高いことから推測されます。また大外枠も若干ですが成績がいいです。
ゲートが後入れで、スムーズなスタート、いきなりエンジン全開といったレースが出来る馬で勝負したいところです。このコースはバテることを気にしていては馬券が買えません。
[その他の距離・トラック別特徴]
芝 | 1200m | 1800m | 2000m | 2600m |
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ダート | 1150m | 1700m | 2400m |