福島競馬場・芝1200mコースの特徴とレース傾向、さらにデータ分析による特徴分析を行います。
スタート地点は2コーナー奥のポケットからで最初のコーナーまでは411.7m。3,4コーナーを回って半回転するコースです。最後の直線は短く290mしかありません。福島競馬場の中では最初のコーナーまでの距離が長いので、枠順の有利不利が出にくいコース形状です。
福島競馬場は向こう正面は緩やかに登っているのですが、このレースはスタートから押して先行争いします。4コーナーで前目(3列目ぐらいまで)にいないと、ほぼ差せないような最後の直線仕様です。レース傾向としては速いラップで終始進み、最後まで持久力が持つか?の行った行ったのレースですね。
福島競馬場 1200m 芝・右の基礎データ
最初のコーナーまでの直線距離 | 411.70m |
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ゴール前直線距離 | 290.00m |
ゴール前直線坂 | 平坦 |
直線部分合計 | 約702m |
コーナー部分合計 | 約498m |
コーナーの数 | 2個 |
コーナータイプ(3~4コーナー) | スパイラルカーブ |
コーナーのR | 133 |
高低差 | 1.8m |
芝の種類 | オーバーシード |
フルゲート | 16頭 |
幅員 | 25.0m |
このコースを利用する重賞レース
このコースを利用する重賞レースはありません。福島競馬場・芝1200mコースのラップタイム・データ分析
コースのラップ分析からどういったレースの質になりやすいか紹介します。
※データは2020年10月に過去10年間から取得したもの。
※PCIはターゲットのペースチェンジ指数、上がり3Fを分岐点とし50が中間、大きくなるほどペースアップ。
福島芝1200mの高低図
福島芝1200mのラップタイムグラフ
福島芝1200mの速度変化グラフ
判定「超持久戦」:激しい先行争いからそのままなだれ込みレース。行った行った。
2F目をトップにして、その後はだらだらとスピードが落ちていく。小回りの競馬場で前が圧倒的に有利。前半から一気にスピードを上げて先手を取れる馬に勝機。
福島競馬場 1200m 芝・右のクワドラント適性
福島競馬場・芝1200mコースの特徴とレース傾向と攻略法
このレースに出てくる馬たちは中央4場では一歩譲るような弱い馬たちのレースになります。その為、人気オッズが過去の結果でちょっと善戦した着順から出てくるものが多く、人気馬の信頼に欠ける場合が多いです。
スタートと前半の脚がいい馬を狙いたいところですが、結構出たとこ勝負で変わってくるのが難しいところです。攻め方としては末脚がよくて、着順がいい馬の評価を下げる。過去のレースでそれなりに前半の先行集団に付いていっている馬の人気薄馬の評価を上げるといったことが考えられます。
脚質傾向は逃げ先行有利がはっきり出ています。回収期待値も高いです。その他、地方開催(裏開催)で明らかに活躍が多い、中堅若手騎手あたりを狙ってみるのも面白いところ。
血統面では一瞬の切れる脚よりも長くいい脚を使えるタイプが良いが、それはよく知られているため回収率的にはそこだけではなかなか良くなりません。
枠順に関しては有利不利はほぼフラットな状況で、馬券検討からは排除して良さそうな状況です。馬群に揉まれずにすむ外枠のほうが若干有利かもしれないぐらいです。
[その他の距離・トラック別特徴]
芝 | 1200m | 1800m | 2000m | 2600m |
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ダート | 1150m | 1700m | 2400m |