ニーニャの4戦目です。前走はダートでメンバー弱いところを狙って中山遠征。結果的に全然ダメで、今回は短期放牧仕切り直しの芝の新馬戦と同じ条件となりました。
条件変わりで新馬戦のような勝ち負けを期待しましたが、結果的には期待を裏切られています。40口の馬が未勝利脱出から遠ざかると一口馬主人生がかなり危険な状態になりますね・・・。
5/10（日）京都・3歳未勝利（芝1800m・牝）国分優作騎手 結果14着（最下位）
結果は最下位でした。着差はそれほどありませんが、それでも前走ブービーから最下位とは落ちるところまで落ちたという印象です。
放牧明けの割には-10kgと馬体を減らしていました。しかもパドックの雰囲気とかではまだ体に余裕がある状況。放牧明けから結構スピード出走でしたが、少し調整失敗感もありますね。
これで厩舎を非難することはありませんが、馬はそれなりに良さそうなのに崖っぷちです。是非、立て直して、もう一度勝ち負けレベルのレースを見せてほしいです。
レースを振り返ってみましょう。
スタートはいつも問題ないニーニャなのですが、今回は最初から行きっぷりが悪かった印象です。馬に覇気がないと言うか、あまりレースしたい雰囲気ではなかったですね。やはり、放牧明けから少し調整不足だったかもしれません。
内回りとの合流地点で後方になっています。馬群にはこの後もついていましたが、それだけという競馬でした。
前半の５Fが60.8秒です。雨が結局それほど降らずに走りやすい馬場では、これはスローペースと言えそうです。前残り馬場だったので、この時点で万事休すですね。
4コーナー回って最後の直線では最後方でした。それなのにジョッキーは後方見て安全運転というレベル。もう勝ち負けは厳しいので流した印象です。ダメージが少なければいいのですが、4コーナー付近では前の馬とちょっとあたったようにも見えています。
新馬戦でも国分優作騎手は不利を受けて下がったりしていましたが、このあたり騎手の勝負感には不安が残ります。申し訳ないですが、もう少しベテランで乗れている騎手か減量騎手を起用してもいいかなと思っています。
これでツーアウトで追い込まれています。次走は目一で調整して、とにかくスタートから飛ばすことが求められそうです。出来ればスタートがいい騎手の起用なんかも見せて欲しいですね。馬格などを見ても、まだ成長というか絞って出すことができそうな馬だと思っています。
ニーニャは芦毛なのですが、攻めてもう少し白くなるまで中央競馬でその勇姿をみたいですね・・・。
また現状では雨が降って渋った馬場で前残りを狙ったレースぐらいしか、勝つイメージがわきません。そうであれば、北海道の重い芝のレースなら前進が可能かもしれませんが、ノルマンの2番馬で後がなくなってくるときついですね。今年の2歳馬のアンカシャムローグも実はノルマンで2歳で唯一出資していて、同じ松下武士厩舎です。2頭で、しっかり馬代回収して欲しい気分なので、是非、よろしくお願いしたいところです。
