ジェンメオは小倉で勝ち上がり、陣営から「オークス」という言葉が出るほど期待、一気に距離延長・格上対戦のアザレア賞を目標に選びました。ここでそれなりの走りが見れれば、面白いので私としてもテンションが上っていました。
ただ、一方で不安も多かったのも事実です。もともと小倉でジリジリと3コーナーから脚を伸ばすようなコースのほうが良さそうだし、阪神競馬場では初戦に凡走しています。その時は雨で馬場が渋っていて、今回も雨が降っていました。
また特別登録時は16頭だったところから実際には9頭立て。牝馬は一頭というジェンメオにとってはやや厳しいと感じるレースで8番人気でした。
3月30日(土)阪神・アザレア賞(芝2400m・外)幸騎手 結果 9着
結果は大差でシンガリ負け。4コーナーでピタッと止まるとゴール版を通るのも映りませんでした(涙)
スタートは前走と同じくよく内枠からハナを奪うと先頭で道中進みました。
このあたりはジェンメオの競馬ですので、出来るなら前目のポジションを取って早めの持久力勝負に持ち込むのがこの馬には良さそうです。あまり切れ味を持ってないので、4コーナーで突き放して後は、後続馬が伸びてきても追いつかないと行った競馬がいいと思います。
今回は4コーナー手前の外回りと内回りの隙間に入る前の時点で既に他馬抜かれていました。一瞬、戦う闘志を見せたかと思いきや、ずるずる下がっていって後は騎手も追っていなかったので、本気で走りきった印象はありません。ただ、明らかに体力負けしています。
敗因はなんだろう?ということですが、「単純にスタミナ切れ」「馬場が緩いのに弱い(これはあると思います)」、500万下のメンバーで能力の頭打ちというのも考えてしまいます。
ただ、既に勝ち上がった馬ですので次走以降も、条件にあったレースを選んで高レースを目指すという使い方が可能です。個人的には最後の直線が平坦で、馬場が固い(馬場の良い時期)の出走があっていると思います。
関西なら京都競馬場の内回りで開催の早い時期、そして小倉競馬もあってそうなので夏競馬で元気に走るお姉さんタイプを期待したいですね。タフな競馬で体力不足になると極端に凡走、軽い馬場で気持ちよく走れば最後まで好走するタイプではないか?と今から予測です。
今回は大差負けと残念でしたが、一口本格投資初年度から勝ち上がりに特別戦に出走など、楽しませてくれている馬ですので応援し続けます。
それにしても、他の一口出資のアルテヴェルトと2度戦って勝ち抜けたニューポートも出てますが、最低人気で凡走・・・、ちょっとアルテヴェルトの方が心配です・・・。